担当者 | 松尾 浩一郎 | |
---|---|---|
学年・開講期 | 1年次 後期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | 総合基礎 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー | 0G222 |
今日の社会で生じているさまざまな事象を題材にとりあげ、理論的な考察や実証的な検討を加えていきます。とくに焦点をあわせるテーマは社会問題と社会変動です。社会学の観点から日本と世界のしくみに関する基礎的理論・知識を修得することをめざします。講義だけでなく、受講者によるグループ討議や発表を積極的に行います。対話を重ねながら理解を深めていきたいと思います。この授業では学修目標1、3に関する知識、技法、態度を修得します。
社会学の考え方を土台にしてさまざまな社会問題について説明し、それについて自分の意見を述べることができる力を身につけることを目標とします。
テスト、レポート、平常点で評価します。得点配分はテスト20%、レポート40%、平常点40%です。テストは論述式とし、知識の修得度とその応用力を問います。レポートは授業で行うグループ討議の成果についてまとめるもので、学期中に6回提出することを求めます。平常点はグループ討議への貢献や発表の内容をもとに評価します。フィードバックは最終回に行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 社会学(新版) | 長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志 | 有斐閣(ISBN 978-4-641-05389-2) |
参考文献 |
各回とも教科書の該当部分を読み予習ノートを作成してください。また、教科書の各章末にある練習問題に取り組んでください。(あわせて3時間程度)
授業に出席するときは必ず教科書を持参してください。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | イントロダクション |
第2回 | 医療・福祉と自己決定(講義) |
第3回 | 死の自己決定は是か非か(グループ討議と発表) |
第4回 | 家族とライフコース(講義) |
第5回 | 家族に必要なのはお金か愛情か(グループ討議と発表) |
第6回 | ジェンダーとセクシュアリティ(講義) |
第7回 | 女性専用車両は是か非か(グループ討議と発表) |
第8回 | エスニシティと境界(講義) |
第9回 | 娘が外国人と結婚するのを祝福できるか(グループ討議と発表) |
第10回 | 格差と階層化(講義) |
第11回 | 貧困は個人の責任か社会の責任か(グループ討議と発表) |
第12回 | 文化と再生産(講義) |
第13回 | 世襲は是か非か(グループ討議と発表) |
第14回 | まとめ・テスト |
第15回 | テストの講評と復習 |