民法Ⅰ
担当者和地 郁枝
学年・開講期3年次 前期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類専門 地方自治・行政
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー8C301

授業の概要(ねらい)

民法Ⅰでは、民法総則、物権を範囲とします。
各回において、講義形式で学習した後、事例問題を通して理解を確認します。

授業の到達目標

後期に開講される民法Ⅱとあわせて、初めて民法を学ぶ学生を対象として、通年で民法の役割や全体像を学び、重要部分について基礎的理解を得ることを目的とします。また同時に、実際の社会における紛争解決に必要とされる法的思考能力や正義・衡平の観念を学ぶことを目標とします。

成績評価の方法および基準

最終授業時に予定する定期試験で評価します(定期試験100%)。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書授業はプリントを配布して行います。各自、六法を用意して下さい。
予習用テキストとして、池田真朗『民法への招待』(第6版)税務経理協会(ISBN9784419067670)など。
他のテキスト、参考書、判例集については、適宜授業中に紹介します。
参考文献

準備学修の内容

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回民法典の構造、基本原理
第2回権利の主体
第3回権利の客体
第4回法律行為、意思表示
第5回意思表示の瑕疵(心裡留保、通謀虚偽表示)
第6回意思表示の瑕疵(錯誤、詐欺・強迫)
第7回代理
第8回無権代理
第9回時効
第10回物権の意義・種類、物権的請求権
第11回不動産の物権変動
第12回動産の物権変動
第13回占有権
第14回所有権、用益物権
第15回テスト、まとめ