担当者 | 大平 佳男 | |
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学年・開講期 | 2年次 後期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | 経済学系科目 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー | 8B204 |
この授業では、国レベルの経済活動を見るマクロ経済学の基礎および発展的な内容を学習します。具体的には、財市場と貨幣市場の均衡を同時に分析するIS-LMモデルや、海外に視野を広げたオープン・エコノミーなどについて学習していきます。海外部門を含めた国レベルの経済の仕組みを考えてもらうことが狙いです。
この授業ではDP1に関する知識、技法、態度を習得します。
この授業の到達目標は、経済政策が行われることで経済にどのような影響があるのかを説明できるようになることです。また、国際貿易に関連する経済ニュースの内容を説明できるようになることも到達目標になります。
定期試験60%、授業への取組み40%を目安に評価します。フィードバックとして、試験後に模範解答や正答基準などについて解説します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | マクロ経済学(第4版) | 吉川洋 | 岩波書店(ISBN:978-4-00-026656-7) |
参考文献 | 経済学入門 | 米本清・宇都宮仁 | みらい(ISBN:978-4-86015-456-1) |
参考文献 | 入門マクロ経済学(第4版) | 井堀利宏 | 新世社(ISBN:978-4-88384-308-4) |
予習として、授業内容で挙げている各回のテーマについて、どのようなものなのかを調べて下さい。毎回授業内容を復習し、理解しきれなかった点は質問に来たり、教科書・参考書で確認したりして下さい(合わせて3時間程度)。
毎回休まず出席して下さい。また、マクロ経済学Ⅰを履修するか、教科書・参考書でマクロ経済学Ⅰに該当する部分を事前に学習してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | IS-LMモデル(1)財市場 |
第3回 | IS-LMモデル(2)貨幣市場 |
第4回 | IS-LMモデル(3)同時均衡 |
第5回 | IS-LMモデル(4)財政政策 |
第6回 | IS-LMモデル(5)金融政策 |
第7回 | IS-LMモデル(6)総需要管理政策 |
第8回 | オープン・エコノミー(1)国際収支 |
第9回 | オープン・エコノミー(2)国際通貨制度 |
第10回 | オープン・エコノミー(3)為替レート |
第11回 | マンデル=フレミング・モデル |
第12回 | 失業 |
第13回 | インフレーション・デフレーション |
第14回 | 経済成長理論 |
第15回 | まとめ・テスト |