担当者 | 小川 聖 | |
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学年・開講期 | 1年次 後期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | 総合基礎 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー | 0E131 |
授業では、博物館関連法規、博物館の歴史、博物館の役割、博物館と学校教育および生涯学習との連携について、その現状と課題などについて学習します。また、小山市立博物館の見学を通じて、博物館の仕組みや学芸員の仕事をより具体的に学びます。
授業はレジュメやパワーポイントを中心に進めますが、ほかにも小レポートを書いてもらったり、小テストを実施することで理解を深めてもらいます。 当該科目は、総合基礎科目の学修目標3に関連します。
博物館学1では、博物館の果たすべき社会的役割について理解し、学芸員資格取得のための必要不可欠な基礎知識の習得を目指します。博物館は一般的には展示施設のイメージで見られがちですが、実際には資料の収集・保存・研究・教育普及という業務を複合的に果たしている施設であり、近年は地元の文化・自然資源を活用した地域創造の核(コア)としての役割も期待されています。
受講者が、資料を扱う専門家としてだけでなく、地域に根差した開かれた博物館を作り上げる良識ある市民の一人として、積極的に博物館活動に参加できるような人材として育つことを目指します。
毎回出席をとります。2/3以上の出席に満たない学生の定期試験の受験は認めません。成績は、出席日数、授業中実施する小レポートや小テストの成績、および定期試験の成績を総合的にみて評価します。原則として、再試験は行いません。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | レジュメを中心に授業を進めますので、特に指定する教材はありませんが、博物館に関する総合的な知識を得るため、下記のような博物館関連の参考図書の一読を薦めます。 | ||
参考文献 | 『改訂新版・博物館概論』 『博物館学Ⅰ』 | 吉田憲司 編著 大堀哲・水嶋英治編著 | 放送大学教育振興会 学文社 |
配布する資料に目を通し、専門的用語や法令など理解が不十分なものについては、図書館等を活用し、各自で予習や復習の中で調べてください。また、講義で学習した内容を個別の博物館活動に結びつけ、自主的に文献や現地調査をするなど、実証的理解に心がけてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 博物館学とは①:博物館の定義・目的・機能 |
第2回 | 博物館学とは②博物館の種類と施設 |
第3回 | 博物館関連法規①博物館法制定の背景 |
第4回 | 博物館関連法規②博物館法の内容 |
第5回 | 博物館関連法規③博物館法を支える法令 |
第6回 | 世界の博物館①博物館の起源 |
第7回 | 世界の博物館②近代市民社会の誕生と博物館 |
第8回 | 日本の博物館①古代から江戸 |
第9回 | 博物館見学:小山市立博物館見学 |
第10回 | 日本の博物館②明治から昭和 |
第11回 | 博物館および学芸員の役割①資料の収集・保存 |
第12回 | 博物館および学芸員の役割②資料の調査研究・展示教育 |
第13回 | 博物館と学校教育:博学連携の方法 |
第14回 | 生涯学習と博物館 |