公務員教養Ⅱ
担当者夜久 仁
学年・開講期2年次 後期  [総合基礎科目]
科目の種類総合基礎
区分・単位選択 2単位
科目ナンバーOG142

授業の概要(ねらい)

① 公務員教養Ⅰでも説明しますが、公務員の種類・仕事内容、公務員試験の種類・倍率・内容等について、概要を説明します。公務員試験のガイダンスともなります。
② 公務員教養Ⅰに引き続いて、行政が当面しているいくつかのテーマ(行政の課題)を取り上げて説明します。シラバスには、公務員教養Ⅰからの通し番号⑪~⑳をを記載しています。行政が当面しているテーは同時に公務員試験の論文試験又は作文試験においても出題可能性があるテーマですので、公務員試験対策という観点からも早目に準備しておくことが重要です。
③ 本科目は公務員教養Ⅰの続きです。公務員教養Ⅰから履修しておくことをお勧めします。ただし、公務員教養Ⅱから初めて受講することも構いません。
④ この授業は主に講義形式ですが、適宜各自にプレゼンテーションを行ってもらうことがあります。

⑤ この授業では、学修目標3に関する知識、技法、態度を修得する。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は、長期にわたり衆議院法制局において議員立法の作成事務に従事しており、授業においては、現代社会における政策課題に関して詳しく説明します。

授業の到達目標

① 学生は、公務員の種類・仕事内容、公務員試験の種類・倍率・内容等について、基本的な知識を習得することができる。
② 学生は、行政が当面しているいくつかのテーマについて、理解を深め、自己の見解を述べることができる。

成績評価の方法および基準

期末試験によります。なお、授業の感想をまとめたレポートを作成してもらうことがあります。
期末試験終了後、希望者には研究室において説明します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書
 ① 『2022年度版 地方上級・国家一般職[大卒]市役所上・中級 論文試験 頻出テーマのまとめ方』 
吉岡友治実務教育出版
参考文献① 『2022年度版 公務員試験オールガイド』資格試験研究会(編)実務教育出版

準備学修の内容

各回の講義終了時に次回講義範囲を指示するので、指示された教科書の該当範囲を良く読むとともに、重要項目を箇条書きにしてまとめてみてください(1.5時間程度)。
また、各回の講義終了後には、教科書の該当範囲をもう一度読み返すとともに、その内容をノートにまとめてみてください(1.5時間程度)。
さらに、現在の社会において起こっている様々な問題について、普段から新聞、テレビ、インターネット等を通じて関心を持つように心がけて下さい。
全体で45時間程度の予復習が望ましいと思います。

その他履修上の注意事項

使用テキスト等は、いずれも公務員教養Ⅰにおいて使用した教科書と参考書です。
1 教科書①は、2022年度版を使用します。
2 参考書①は、公務員試験の概要、日程等を説明しています。
3 公務員試験において時事問題は隠れた主要科目とも言われる重要な科目です。試験直前になって慌てないようにするため、できるだけ早目に時事問題に取り組んでおく必要があります。また、現在の社会において起こっている様々な問題について、普段から新聞、テレビ、インターネット等を通じて関心を持つように心がけてください。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
終了時にレジュメを配布するので、次回講義個所を良く読んでおくこと。
第2回公務員に関する基礎知識(1)・・・公務員の種類・仕事内容、公務員試験の種類・倍率
第1回講義時に配布したレジュメを良く読んでおくこと。
第3回公務員に関する基礎知識(2)・・・公務員試験の内容(教養試験・論文試験・作文試験、面接試験)
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第4回公務員に関する基礎知識(3)・・・市役所上・中級試験の傾向と対策
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第5回公務員に関する基礎知識(4)・・・書き方の基本パターンと経験小論文
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第6回行政の課題(1)・・・⑪地方分権と地方経済
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第7回行政の課題(2)・・・⑫環境問題
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第8回行政の課題(3)・・・⑬資源とゴミ
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第9回行政の課題(4)・・・⑭都市生活と環境問題
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第10回行政の課題(5)・・・⑮貧困と格差
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第11回行政の課題(6)・・・⑯グローバル化と国際化問題への対処
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第12回行政の課題(7)・・・⑰危機管理
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第13回行政の課題(8)・・・⑱社会貢献とNPO
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第14回行政の課題(9)・・・⑲科学技術と人間
講義終了時に次回講義個所を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
第15回行政の課題(10)・⑳その他の課題,グラフ・データ問題