担当者 | 本田 ともみ | |
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学年・開講期 | 3年次 後期 [資格科目] | |
科目の種類 | 博物 | |
区分・単位 | その他 2単位 | |
科目ナンバー | 9G302 |
博物館における教育活動の基盤となる理論や実践に関する知識と方法を学び、博物館の教育機能に関する基礎的技術を身につけることができます。
・学生は、博物館の教育機能について説明できます。(知識・理解)
・学生は、博物館の教育活動を自ら考え、発表することができます。(技能)
・課題レポート40%
・プレゼンテーション40%
・その他授業外レポート20%
課題レポートおよびプレゼンテーションにおいては各個人に評価表を返却します。
特にプレゼンテーションについては、最後の授業で全体に対するフィードバックも行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 博物館教育論 | 小笠原喜康・並木美砂子・矢島國男(編) | ぎょうせい |
参考文献 | 1)ジョージ・E・ハイン 鷹野光行(監訳)『博物館で学ぶ』同成社 2)伊藤寿朗『市民のなかの博物館』吉川弘文館 3)木下周一『ミュージアムの学びをデザインする』ぎょうせい 4)吉田憲司『文化の「発見」ー驚異の部屋からヴァーチャル・ミュージアムまで』岩波書店 5)ヘレン・チャーマン『美術館活用術 鑑賞教育の手引きロンドンテートギャラリー編』美術出版社 6)ジョン・H・フォーク、リン・D・ディアーキング 高橋順一(訳)『博物館体験 学芸員のための視点』雄山閣出版 7)国立科学博物館研究会(編著)『「科博」次のステップに向けて』ジアース教育新社 8)大堀哲、水嶋英治(編著)『新博物館学教科書 博物館学Ⅱ博物館展示論*博物館教育論』学文社 9)NHK for school <https://www.nhk.or.jp/school/rika/mikata/>『カガクノミカタ』Eテレ |
本授業では、授業の復習に重点を置きます。従い、下記の復習を行ってから次の授業に臨んでください。
具体的には、
①授業で学んだ主題と合致する教科書のページを通読し、理解を深めてください。(30分〜1時間)
②授業で学んだ主題に関する資料を読み、次回の授業までに「要点レポート」を作成して授業に臨んでください。本要点レポートは、次の回の授業の冒頭で提出してください。(1時間以上)
なお、該当ページや資料は、授業内で配布及び指示します。
・レポート等の提出物には名前を必ず記入してください。
・何らかの事情で成績評価に関する提出物を締切日までに提出できないとわかった場合は、速やかに教員に相談してください。事前の相談なしに、提出物の締切日に間に合わなかった場合は、減点する場合があります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス/人の学びと博物館 (博物館の社会的意義について) |
第2回 | 博物館教育の歴史 (博物館学史からみた博物館教育の意義と理念を学ぶ) |
第3回 | 博物館教育の意義と関連した法 (日本の法体系における意義と理念を学ぶ、ICOMや欧米の主要博物館組織) |
第4回 | 博物館教育理論Ⅰ (教育理論、学びの意義) |
第5回 | 博物館教育理論Ⅱ (博物館教育理論、学習理論、コミュニケーション理論) この授業では、適宜ペアワークを実施します。 |
第6回 | 博物館教育手法と学芸員の役割 (活動の手法や、その評価、学芸員の使命と課題など) |
第7回 | 教育的展示手法やチルドレンズミュージアム (展示に関連した教育活動) |
第8回 | 博物館教育の実際 (自然・科学技術系施設、歴史・民族系施設、美術系施設における教育活動) |
第9回 | 博物館教育の体験 (実際に教育活動を体験し、それに関し、議論) この授業では、ワークショップを実施します。 |
第10回 | 地域や学校と連携した教育活動 (教育機関との連携、博物館と地域の関係性) |
第11回 | 生涯学習施設としての博物館 (ボランティア活動、博物館リテラシーの涵養、来館者研究) この授業では、ペアワークを実施します。 |
第12回 | ユニバーサルミュージアム (アクセサビリティや、インクルーシブミュージアム) この授業では、適宜ペアワークを実施します。 |
第13回 | 博物館教育活動の企画と実施1 (企画を立てる) この授業では、適宜ペアワークあるいはグループワークを行います。 |
第14回 | 博物館教育活動の企画と実施2 (企画を発表する) この授業では、適宜ペアワークあるいはグループワークを行います。 |
第15回 | まとめ (補足及びフィードバックを含むリフレクション) |