担当者 | 室 幸市 | |
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学年・開講期 | 3年次 後期 [理工学部 情報電子工学科] | |
科目の種類 | 専門 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー | 3E328 |
授業のねらいは、各種の電子デバイスの仕組みを理解出来るようになることです。
電子デバイスが必須の現代技術の基となっている、集積回路やディスプレイ等の原理や技術について学びます。
この授業ではDP4Eに関する知識、技法を修得します。
(1) 学生は、各種の電子デバイスの原理と技術を説明出来る。
(2) 学生は、電子デバイスと半導体の物性を説明出来る。
(3) 学生は、集積回路の概要と動作原理を説明出来る。
・達成度確認テスト70%、授業外レポート20%、プレゼンテーション10%で評価を行います。プレゼンテーションは、グループワークで調査した関連事項の報告になります。
・達成度確認テスト1の解答例は第9回授業で解説し、テスト2の解答例はLMSに掲載します。評価に関わる解答項目についてフィードバックを行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業は教員が用意した資料で進めます。資料は、授業の2日前迄にLMS上に掲載します。 | ||
参考文献 | 授業で必要に応じて紹介します。 |
・授業で使用する資料教材を2日前迄にLMSに掲載しますので、教材資料を十分に予習して授業に臨んで下さい。(1時間程度)
・授業の復習及び関連事項を調査する等して、授業外レポートを作成して下さい。(2時間程度) 授業外レポートを提出してもらいます。
・授業は主に講義形式ですが、関連項目を調査する授業外レポートを作成してもらいます。
・関連項目の調査はグループワークとし、プレゼンテーションしてもらいます。
・達成度確認テスト1,2の両方を受験して下さい。無断の欠席は単位を認定しません。
・授業内容を最近変更しましたので、適宜状況により見直す場合があります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス。電子デバイスの概要 |
第2回 | 半導体とダイオード:半導体の種類、ダイオードの種類や原理 |
第3回 | ダイオードの作用:ダイオードの整流作用、発光ダイオード |
第4回 | トランジスタ:信号増幅の原理、トランジスタの種類、バイポーラトランジスタ |
第5回 | 金属-半導体接触:ショットキー障壁、オーミック接触の原理 |
第6回 | MISFET、MOSFET:電界効果トランジスタ、動作原理、種類 |
第7回 | ダイオードとトランジスタのフィードバック。グループワーク調査のプレゼンテーション。 |
第8回 | 達成度確認テスト1(出題範囲:第1回から第7回)、授業外レポートの提出、まとめ |
第9回 | イメージセンサ:CCD及びCMOSの原理。テスト1の解説。 |
第10回 | メモリ、記録:半導体メモリ、磁気記録、光記録 |
第11回 | ディスプレイ:種類、CDT及びFPDの原理 |
第12回 | 光デバイス:光子と半導体の作用、発光ダイオード、レーザダイオード、太陽電池 |
第13回 | 集積回路:種類、シリコンウエハ、作製方法 |
第14回 | 各種電子デバイスのフィードバック。グループワーク調査のプレゼンテーション。 |
第15回 | 達成度確認テスト2(出題範囲:第9回から第14回)、授業外レポートの提出、まとめ |