商業簿記Ⅰ
担当者浅井 康次
学年・開講期1年次 前期  [総合基礎科目]
科目の種類総合基礎
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー0K121

授業の概要(ねらい)

取引の仕訳から、B/SおよびP/Lの作成まで体系的に学びます。
簿記は学問というよりエクササイズです。学ぶより馴れろ、です。
原則として毎回、自分で手書き記入することを行います。
簿記の知識ノウハウは、会計学はもちろん、コーポレート・ファイナンスや金融論など応用科目でも基礎となりますし、社会に出たときに得をする・役に立つものです。資格があれば就職にも有利になります。
この授業では学修目標の2に関する知識・技法・態度を習得します。

授業の到達目標

仕訳ができて、勘定科目を理解した上、簡単な貸借対照表および損益計算書が作成できることを目指します。
日商簿記検定3級合格レベルです。

成績評価の方法および基準

日商簿記は6月および11月に検定試験が行われます。全商簿記は1月および6月です。3級に合格した人はS評価にします。そのほかの評価は、期末試験7割、不定期に提出してもらう確認テスト(予定)の回答頻度等3割で評価します。解答例・解説をLMSにアップします。仕訳をプレゼンテーションしてもらう機会をつくります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書こちらで作成したテキストおよび問題用紙などを配布します。検定を受けない人は市販のテキスト問題集を買う必要はありません。
参考文献

準備学修の内容

大学で簿記の単位を取得しても社会からは全く評価されません。しかし日商簿記の2・3級は数ある資格の中でも、英語と並んで最も人気があり世間の評価が極めて高い資格です。就活の資格特技欄にこれを記入できれば大いにプラスになります。本講義も検定試験向けの実践的なものになっています。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回簿記の目的と種類
第2回B/SとP/Lの構造
第3回勘定科目・仕訳・転記
第4回試算表・清算表     以上1~4で手続き一巡を学ぶ
第5回現金・預金取引
第6回商品売買取引
第7回掛取引・貸倒れの処理
第8回手形取引
第9回有価証券・固定資産取引 以上5~9で主な科目の取扱いを学ぶ
第10回決算整理 前
第11回決算整理 後
第12回帳簿組織
第13回本支店会計
第14回株式会社・個人企業の会計
第15回まとめ・テスト