担当者 | 五艘 みどり | |
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学年・開講期 | 3年次 前期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | 専門 基礎系 | |
区分・単位 | 選必 2単位 | |
科目ナンバー | 8C207 |
観光地の持続的なあり方について、各地の事例をもとに理解を深めまする。事例では、各地域の背景・取組み・効果・課題について説明をしますが、同時に直面する地域の問題を提示しますので、解決にはどのようにしたら良いか考えてもらい、思考力を鍛えてください。
前期では巡礼観光地、都市観光地、産業観光地、世界遺産を扱い、後期では温泉地、山岳・高原リゾート(スキーリゾート含む)、海浜リゾート、歴史的街並み観光地、農村観光地を扱います。事例は国内中心ですが、先進事例となり得る海外事例も交えて講義を行います。
※この授業では学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP2~3に関する知識、技法、態度を習得します。
※この授業は基本的に講義形式ですが、履修者が20名以下の場合は第10回においてグループワークを実施します。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は企業においてリーチおよび戦略立案業務に携わっており、授業では、企業における実例や実体験、現場での課題などを題材とした議論等を行います。
授業は、①日本の観光地の変遷と現状、求められる観光地の方向性を理解する、②各地の具体的な事例について学ぶ、③日本の多くの観光地振興に見られる問題や課題、新たな兆しについて理解する、という順序で進めて行き、学生はこの内容について理解することが可能になります。
事例には取組みがうまくいっていない地域も含まれます。こうした地域の軌道修正をどうするかを考えることも重要です。また事例の一部には、地域間のネットワーク化など新しい取組みもあります。本授業では、皆さんの質問や意見を歓迎します。
・定期試験:70%
・中間レポート:30%
※授業の内容を深めるような質問をしてくれた学生には加点します。
※試験のフィードバックは最終授業にて行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | テキストは使用しません。教材は授業で掲示します。 | ||
参考文献 |
事前学習は、適宜LMSに掲示される資料を読んで理解を深めてください(所要時間は約30分です。)
事後学習は、授業ごとに指示します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 日本の観光地をめぐる背景 |
第2回 | 観光地計画と観光マーケティング |
第3回 | 巡礼観光地(1):伊勢と熊野の事例から |
第4回 | 巡礼観光地(2):日光と富士山の事例から |
第5回 | 都市観光地(1):東京の水辺観光 |
第6回 | 都市観光地(2):海外の先進事例(韓国・ソウルの清渓川) |
第7回 | 世界自然遺産(1):知床国立公園の事例から |
第8回 | 世界文化遺産(2):白川郷の事例から |
第9回 | 世界自然遺産(3):海外の先進事例(オーストラリア・フレーザー島) |
第10回 | 世界文化遺産(4):海外の先進事例(イタリア・オルチャ渓谷) |
第11回 | 産業観光地(1):足尾銅山の事例から |
第12回 | 産業観光地(2):海外の先進事例(イギリス・リバプール) |
第13回 | 地域間ネットワーク:最も美しい村連合、ボランティアホリデー 今後の観光地振興の展望 |
第14回 | 期末試験 |
第15回 | 期末試験の振り返り |