観光地振興論Ⅱ
担当者五艘 みどり教員紹介
学年・開講期3年次 後期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類専門 基礎系
区分・単位選必 2単位
科目ナンバー8C208

授業の概要(ねらい)

 観光地の持続的なあり方について、各地の事例をもとに理解を深めます。事例では、各地域の背景・取組み・効果・課題について説明をしますが、同時に直面する地域の問題を提示しますので、解決にはどのようにしたら良いか考えてもらい、思考力を鍛えてください。
 前期では巡礼観光地、都市観光地、産業観光地、世界遺産を扱い、後期では温泉地、山岳・高原リゾート(スキーリゾート含む)、海浜リゾート、歴史的街並み観光地、農村観光地を扱います。事例は国内中心ですが、先進事例となり得る海外事例も交えて講義を行います。
※この授業では学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP2~3に関する知識、技法、態度を習得します。
※この授業は基本的に講義形式ですが、履修者が20名以下の場合は第10回においてグループワークを実施します。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は企業においてリサーチおよび戦略立案業務に携わっており、授業では、企業における実例や実体験、現場での課題などを題材とした議論等を行います。

授業の到達目標

 授業は、①日本の観光地の変遷と現状、求められる観光地の方向性を理解する、②各地の具体的な事例について学ぶ、③日本の多くの観光地振興に見られる問題や課題、新たな兆しについて理解する、という順序で進めて行き、学生はこの内容について理解できるようになります。。
 事例には取組みがうまくいっていない地域も含まれます。こうした地域の軌道修正をどうするかを考えることも重要です。また事例の一部には、地域間のネットワーク化など新しい取組みもあります。本授業では、皆さんの質問や意見を歓迎します。

成績評価の方法および基準

・定期試験:70%
・中間レポート:30%
※授業の内容を深めるような質問をしてくれた学生には加点します。
※試験のフィードバックは最終授業にて行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストは使用しません。教材は授業で掲示します。
参考文献

準備学修の内容

事前学習は、適宜LMSに掲示される資料を読んで理解を深めてください。
事後学習は、授業ごとに指示します。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回日本の観光地をめぐる背景
観光地のライフサイクル、観光地の類型化
第2回温泉観光地(1):和倉温泉の事例から
第3回温泉観光地(2):熱海温泉の事例から
第4回山岳・高原リゾート(1):上高地の事例から
第5回山岳・高原リゾート(2):海外の先進事例(アメリカ・ヨセミテ国立公園)
第6回海浜リゾート(1):神奈川の海水浴場と沖縄の滞在型リゾート
第7回海浜リゾート(2):海外の先進事例(フランスからイタリアにかけての地中海沿岸地域)
第8回歴史的町並み(1):妻籠、川越の事例から
第9回歴史的町並み(2):海外の先進事例(イタリアの中世の街並み保存)
第10回農村観光(1):和束町(京都府)の茶畑観光
第11回農村観光(2):海外の先進事例(イタリア・ボルツァーノ県のアグリツーリズモ)
第12回観光資源の見方を変える:知床の「流氷ウォーク」等の事例から
第13回観光地振興の新たな兆し:珠洲市の地場産品活用の事例から
第14回期末試験
第15回期末試験の振り返り