農業経済政策学特論
担当者玉 真之介
学年・開講期1年次 後期  [地域経済政策学専攻 博士前期課程(修士課程)]
科目の種類専門
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー

授業の概要(ねらい)

この授業では、今日の日本における農業政策を農地政策と食糧政策を柱として歴史的に振り返り、今日の日本農業が直面する課題について考えるための知識と理解を学ぶ。また、ディスカッションを通じて、自らの考えを持てるようにする。それにより、ディプロマ・ポリシーのDP1の習得、並びに複雑な地域の経済問題を理解し、その解決に取り組む能力を養成する。

授業の到達目標

日本の農地政策、食糧政策を歴史的に説明できる。
日本の農業政策の特徴を語ることができる。
日本の農業政策について自らの意見を述べることができる。

成績評価の方法および基準

毎回の議論への参加(60%)、分担した報告内容(20%)、最終レポート(20%)、毎回、報告者には報告内容の評価をフィードバックします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は指定しません。毎回、講義プリントを配布します。
参考文献

準備学修の内容

事前に、前回のレジュメを見直し、その内容について関心をもつ事項を調べる作業を90分程度行ってください。
授業後は、授業で配布したレジュメを見直し、ポイントとなる点について調べる作業を90分程度行ってください。
小レポートの宿題が出た場合には、なるべく早く取り組むようにしてください。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション(授業概要など)
第2回日本の土地制度の特色
第3回古代における農地制度
第4回近世における農地制度
第5回近代における農地制度
第6回戦後改革と農地法
第7回農地制度の転換
第8回これまでのまとめと総合討論
第9回近世の石高制
第10回明治維新と米価
第11回米騒動と食糧増産政策
第12回戦時体制と食糧管理法
第13回戦後の冷戦体制と食糧管理法
第14回自由化政策と流通政策
第15回これまでのまとめと総合討論