担当者 | 塩野目 剛亮 | |
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学年・開講期 | 2年次 前期 [理工学部 情報電子工学科] | |
科目の種類 | 専門基礎 | |
区分・単位 | 選必 2単位 | |
科目ナンバー | 3D211 |
JavaScriptはWebで主に使われているプログラミング言語です。PCやタブレット・スマートフォン等のブラウザ上で実行することができ、現在公開されている多くのWebページでJavaScriptが使われています。Webページを作成するには、Webページの内容を記述するための HTML、Webページの見た目を設定するための CSS、Webページの振る舞いを記述する JavaScript が使われます。情報メディアプログラミングでは、HTML+CSS+JavaScriptによるWebページの作成ができるようになることを目指します。
情報メディアプログラミング1では、HTML、CSS、JavaScriptの文法を学び、JavaScriptを使ったWebページ開発の基礎を身につけます。
本講義は、ディプロマポリシーのDP4Mに関連します。
(1)HTML+CSSを使ってWebページを作成できる。
(2)JavaScriptの基本的な文法を修得する。
(3)JavaScriptによるオブジェクト指向プログラミング技法を修得する。
(4)Webブラウザのオブジェクトを使用したJavaScriptプログラミングができる。
期末試験(50%)および毎回出題される課題(50%)により評価します。
全体の60%を取得した者を合格とします。
なお、合格にはすべての課題を提出し、それぞれについて合格点を取る必要があります。
試験はLMSに正解例を掲示します。
提出された課題は個別にLMSより講評を返します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | スラスラわかるJavaScript | 生形可奈子 | 翔泳社 |
参考文献 |
LMSに掲載されている授業コンテンツを読み、「要点のノート」を作成してから授業に臨んでください。
要点のノートは授業中に提出してもらいます。
また授業の初めに前の授業の復習問題を解いてもらいますので、課題を提出し、内容を復習しておいてください。
これには1時間以上の学習時間が必要です。
プログラミング言語の修得のためには、たくさんの試行錯誤が必要となります。
タイピングの速度を向上したり、ショートカットキーを使いこなして、プログラムの入力と実行を繰り返してください。
教科書や講義資料にあるプログラムの例は必ず入力・実行して動作確認をしてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション、開発環境の構築、ショートカットキーの学習、HTMLのしくみとHTML5のタグ |
第2回 | CSSのしくみとCSS3のプロパティ |
第3回 | HTML5+CSS3で作るWebページ |
第4回 | JavaScriptによるプログラミングの基礎(開発環境、記述方法、実行方法) |
第5回 | JavaScriptの基本的な文法(1) 変数、データ型、式と演算子 |
第6回 | JavaScriptの基本的な文法(2) 制御文 |
第7回 | ビルトインオブジェクト(組み込みオブジェクト) |
第8回 | 関数とスコープ |
第9回 | ここまでの復習 |
第10回 | オブジェクト指向プログラミング(1) オブジェクト指向の基礎知識、プロパティ |
第11回 | オブジェクト指向プログラミング(2) クラス定義とコンストラクタ、メソッドの定義 |
第12回 | Webブラウザのオブジェクト(1) クライアントサイドJavaScript、イベント駆動型プログラミング |
第13回 | Webブラウザのオブジェクト(2) Windowオブジェクト、フレーム、様々なオブジェクト |
第14回 | Webブラウザのオブジェクト(3) フォーム、クッキー |
第15回 | まとめと復習 |