メディア論
担当者荒井 良雄教員紹介
学年・開講期3年次 前期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類専門 地域経済系
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー8D309

授業の概要(ねらい)

メディアには、新聞・雑誌等の印刷メディアとラジオやテレビ等の電波メディア、さらには、近年のインターネットを前提としたウェブページやSNSなどがあります。もちろん、これらの背後には、情報を迅速に伝達するための通信インフラが存在します。この講義では、これらの中で特に、通信インフラの発達とそれを前提としたインターネット時代の通信メディアと地域との関わりを様々な地域における具体的事例を取り上げて考えます。この授業はDP2の基礎となります。

授業の到達目標

学生は、メディアと地域との関わりを理解し、それを地域経済にどう活かしていくかを考えるための基礎となる知識を、通信インフラの発達史や最近の特色ある事例から学び、それを応用していくための基礎的能力を身につけます。

成績評価の方法および基準

期末試験(60%)を基本とし、中間での複数回の小テスト、小リポート、授業でのディスカッション等(計40%)も加味して評価します。小テスト・リポート、ディスカッション等へのコメントがフィードバックになります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は指定せず、毎回、講義資料を配布します。
参考文献授業中に適宜紹介します。

準備学修の内容

授業で触れる時代背景や地域の状況などについて、授業後に自分で文献や記事等の情報を集めてメモを作り、理解を深めることが必要です。インターネットからの情報収集も有効です。一方、歴史的な事象や地理的な事象の理解のためには、その時代や地理的背景を正しく理解することが必要ですが、そのためには、高等学校で学習する歴史や地理の知識を授業の前にもう一度確認しておくことが役立ちます。授業内容やディスカッションの内容をまとめてメモを作成しておくことが復習となります。これらのために1回あたり2〜3時間を要すると考えられます。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(本授業のねらいと構成)
第2回新聞ジャーナリズムの成立と通信社:さまざまなメディアの発達史(1)。授業で取り上げた話題について、インターネット等から情報を集め、それをまとめたメモを作成し得ておくことが求められる。次回〜第5回も同様
第3回無線通信と電波メディアの成立:さまざまなメディアの発達史(2)
第4回映画からテレビへ:さまざまなメディアの発達史(3)
第5回インターネットの登場とその衝撃:さまざまなメディアの発達史(4)
第6回明治政府と国際海底電信ケーブル:通信インフラの社会経済史(1)。明治期の日本の動きについて事前に情報収集し、メモを作成しておくことが求められる。
第7回無線電信と大陸・海洋進出:通信インフラの社会経済史(2)。戦前期の日本の動きについて事前に情報収集し、メモを作成しておくことが求められる。
第8回無線電話から衛星通信、そしてインターネットへ:通信インフラの社会経済史(3)。高度成長期の日本の動きについて事前に情報収集し、メモを作成しておくことが求められる。
第9回中間まとめ
第10回中山間地域でのブロードバンド整備:地域的デジタル・デバイドと政策的対応(1)。日本の中山間地域について事前に情報収集し、メモを作成しておくことが求められる。
第11回島嶼でのブロードバンド整備:地域的デジタル・デバイドと政策的対応(2)。日本の島々について事前に情報収集し、メモを作成しておくことが求められる。
第12回離島生活とブロードバンド整備(小笠原諸島の事例):地域的デジタル・デバイドと政策的対応(3)。小笠原諸島について事前に情報収集し、メモを作成しておくことが求められる。
第13回離島生活とブロードバンド整備(隠岐諸島の事例):地域的デジタル・デバイドと政策的対応(4)。隠岐諸島について事前に情報収集し、メモを作成しておくことが求められる。
第14回古いメディアの復権:ブロードバンド時代の有線放送電話。長野県伊奈地域について事前に情報収集し、メモを作成しておくことが求められる。
第15回まとめ・総括