担当者 | 古家 正暢 | |
---|---|---|
学年・開講期 | 3年次 前期 [総合基礎科目] | |
科目の種類 | 総合基礎 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー | 0M101 |
〇学校教育に関する法制度の構造・内容・解釈について幅広く学びます。
〇教員としての職務を行う上で知っておくべき主な法規を学ぶ機会とします。
〇授業の形態としては講義形式のほか、随時ダイアローグを実施し、受講生との対話によって構成されるアクティブラーニングをめざします。
〇本授業は「総合基礎科目」の学修目標3に関連します。
〇学生は、学校教育に関する法制度の構造・内容・解釈を巡る議論に興味・関心をもつことができる。(関心・意欲)
〇学生は、「より良い学校づくり」をするための法制度を理解できる。(知識・理解)
〇学生は、子どもたちの人権が守られる安全・安心の学校づくりの観点に立ち、これからの学校教育に望まれることを創造することができる。(表現)
〇リフレクションペーパー(出席と学びの証) 30%
〇フィードバックに基づくダイアローグへの参加姿勢 30%
〇課題エッセイ「これからの学校教育に望まれる教師とは…」 40%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 〇古田薫・山下晃一編著『法律で学ぶ教育制度 』ミネルヴァ書房 2020 ISBN 978-4-623-08182-0 | ||
参考文献 |
〇予習として、指定されたテキストの範囲を読み込んでから授業に臨んでください。(40分)
〇復習として、授業内で触れた教育制度や学校経営に関する関連法について再確認してください(20分)
〇現代社会の課題(特に教育)に関する情報をネットはもちろん新聞等の活字から収集する努力をしてください。
*毎日、最低30分は新聞を読む習慣をつけてください。
〇授業では、聴くことはもちろん自分の考え・意見をハッキリと発言できるようにしてください。
〇毎授業終了時に「リフレクションペーパー(出席と学びの証)」を配布します。
漢字一文字で授業を総括し、なぜ、その漢字を選択したのかの理由をしっかりと書くようにしてください。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 〔ガイダンス〕授業の内容・進め方 準備学習の取り組みについて(毎時間、指定されたテキストの範囲を読み込んでから授業に臨むこと等の指示) 教育法規の基礎知識 |
第2回 | 〔教育基本法〕教育の目的と目標 教育を受ける権利 教育の機会均等 学校教育 家庭教育 生涯学習 教育行政 |
第3回 | 〔学校教育の基本に関する法規〕学校教育の目的と目標 義務教育 障害のある子どもの教育 |
第4回 | 〔教育行政に関する法規〕教育行政の主体 教育委員会制度 |
第5回 | 〔教職員に関する法規①〕教職員の服務・義務 教員の勤務条件 |
第6回 | 〔教職員に関する法規②〕教員免許制度 教員の研修 教員の人事管理 |
第7回 | 〔学校運営に関する法規①〕学校運営の基本原理 学校の管理・運営 学校評価 |
第8回 | 〔学校運営に関する法規②〕教職員の職務 校務分掌と職員会議 チームとしての学校 |
第9回 | 〔学校運営に関する法規③〕学校における危機管理(保健・安全) 給食と食に関する指導 |
第10回 | 〔学校運営に関する法規④〕学校・保護者・地域の連携 PTA 学校評議員制度 学校運営協議会 |
第11回 | 〔教育課程・教育活動に関する法規①〕学習指導要領の教育学的・法的位置づけ 学習指導要領の変遷 新学習指導要領の重要な点 |
第12回 | 〔教育課程・教育活動に関する法規②〕教科書と補助教材 教材の作成利用と著作権 |
第13回 | 〔児童生徒に関する法規①〕就学 進級と卒業 学級編制 懲戒 出席停止 校則 |
第14回 | 〔児童生徒に関する法規②〕いじめ 不登校 少年法の厳罰化 児童虐待 |
第15回 | 〔フィードバック+ダイアローグ〕 エッセイ「これからの学校教育に望まれる教師とは…」 |