論理回路
担当者古川 文人
学年・開講期3年次 Ⅱ・Ⅳ  [理工学部 情報科学科(通信課程)]
科目の種類専門
クラスメディア授業
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー4D204

授業の概要(ねらい)

この授業では、次の内容を学びます。

(1)論理代数と論理関数
(2)論理素子
(3)組合せ論理回路とその設計方法
(4)順序回路とその設計方法
(5)算術演算回路

また、本授業は、DP2に関連します。

授業の到達目標

コンピュータシステムのハードウェアの基本となる論理回路の基礎理論および設計方法を理解することを目標とします。具体的には、論理代数、論理関数、論理素子、組合せ論理回路、順序回路について理解し、簡単な組合せ論理回路および順序回路の設計ができるようになることを目標とします。

成績評価の方法および基準

各回の必須課題に合格していること、かつ科目修得試験の基礎問題で60%以上の得点を獲得していることが合格条件です。合格の基準を満たした場合に基本点60点を与え、各回の課題の得点、科目修得試験の得点を加算して成績を付けます。

取り組んだ課題については、LMSによりフィードバックをします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書論理回路(電子情報通信レクチャーシリーズ B-5)安浦寛人コロナ社
参考文献LMS

準備学修の内容

毎回の授業の資料を前もってLMSに掲載します。これらの資料を基に予習(1時間程度)をして授業に臨んでください。復習として、毎回の授業の内容を確認する小テスト(1時間程度)に取り組んでください。

その他履修上の注意事項

特になし

授業内容

授業内容
第1回ディジタルシステムの基礎
第2回論理代数と論理関数
第3回論理素子
第4回カルノー図
第5回カルノー図を用いた論理式の最小化
第6回組合せ論理回路
第7回演習
第8回フリップフロップ
第9回有限状態機械
第10回有限状態機械の状態数の最小化
第11回有限状態機械の順序回路による実現
第12回順序回路の設計(1)
第13回順序回路の設計(2)
第14回算術演算回路
第15回まとめ