担当者 | 小川 充洋 | |
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学年・開講期 | 1年次 通年 [情報科学専攻 (通信教育課程)修士課程] | |
科目の種類 | 専門 | |
クラス | テキスト授業 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー |
各種生体信号について、その生理的・物理的あるいは化学的機序と、計測法を学びます。
また、生体信号の解析手法についても取り扱います。
この科目は、DP1とDP3に関連します。
生体(とくにヒト生体)について知るためには、生体を何らかの手法を用いて計測しなければなりません。また、そのとき計測された信号のことは「生体信号」と呼ばれます。本授業では、生体信号について、その計測法と処理法について扱います。具体的には、心電図、筋電図、脳波、光電脈波、心弾動図など、医療およびその関連現場で広く用いられている生体信号について学びます。また、最新の生体計測技術についても、論文や資料などを示し、紹介して議論を行います。
レポート課題(2回を予定)および試験の結果に基づいて評価します。評価の割合は、レポート課題35%×2回、試験30%とします。
レポートについては、合格時に講評を行います。レポート不合格時には、問題点を指摘します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 「生体用センサと計測装置」 | 山越憲一、戸川達男 共著 | (コロナ社), ISBN: 978-4339071313 |
参考文献 | 電気工学に関する理解に問題がある場合は、以下の参考書を入手してください。 | ||
参考文献 | 「医用電子工学」 | 松尾正之、根本幾、南谷晴之、内山明彦 共著 | (コロナ社)ISBN: 978-4339071252 |
参考文献 | 英語教科書としては、以下を推奨しますが、入手は必須ではありません。 | ||
参考文献 | Biomedical Sensors and Instruments, Second Edition | Tatsuo Togawa, Toshiyo Tamura, P. Ake Oberg, | CRC Press, ISBN: 978-1420090789 (kindle版あり) |
各回の学修には120分程度が必要と考えられます。また、レポート執筆のための調査や検討には、それ以外の時間をあててください。各レポート執筆には、8時間程度以上が必要と考えられます。
LMSを用います。
レポートの内容に関して議論が必要な場合、電子メールなどで連絡する場合があります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 計測の基本事項 |
第2回 | 生体内圧の計測1(血圧計測を中心に) |
第3回 | 生体内圧の計測2(各種非侵襲生体内圧計測について) |
第4回 | 生体内の流れの計測1(生体内流れの生理学的な紹介) |
第5回 | 生体内の流れの計測2(生体内流れの計測について) |
第6回 | 生体の力学に関する計測1(静力学を中心に) |
第7回 | 生体の力学に関する計測2(動力学を中心に) |
第8回 | 体温および熱流の計測(温熱生理と熱計測) |
第9回 | 生体電磁気量の計測1(電磁気量計測の基本) |
第10回 | 生体電磁気量の計測2(生体電気計測について) |
第11回 | 生体電磁気量の計測3(生体磁気計測について) |
第12回 | 生体化学量の計測1(in vivoないしin vitro生化学計測の意義について) |
第13回 | 生体化学量の計測2(生化学センサ・計測法について) |
第14回 | デジタル生体信号処理 |
第15回 | 生体信号に関する最新トピックス |