文章表現法2
担当者牧野 悠教員紹介
学年・開講期2年次 前期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類総合基礎
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー0A102

授業の概要(ねらい)

この授業は、総合基礎科目の学修目標2・3に関する知識、技能、態度を修得するための科目です。
正確かつ論理的な文書を作成できる力を身に付けるため、毎回の授業時間では説明を聞いた後、作業に取り組みます。
1.示された多様な資料(文章・図表・統計データ等)を材料として、資料から読み取れることを要約・説明する文章や、資料内容に対する自分の意見を述べる文章を、1200字程度で書きます。
2.「レポートの書き方」について、問題演習とワークシートの記入により学習します。
(なお、この学習事項を踏まえたレポート作成の実習は、主に家庭学習で行います。)

授業の到達目標

「文章表現法1」で身に付けた基礎力を土台として、次の段階に進みます。
1.熟語、慣用表現、敬語等の日本語運用能力についての学習を踏まえ、説明文・論説文の応用的な要素を持った文章が書ける力を身に付けます。
2.レポートの形式や資料の要約、図表の説明について理解し、実際にレポートを作成します。
3.アカデミック・ライティングにおいて必要となる倫理観を培います。

成績評価の方法および基準

成績評価の方法:科目の評点は、講義での提出物(40%)及びレポート(60%)を点数化・集計し、全体の6割以上の得点を合格とします。定期試験は行いません。
フィードバック方法:毎回の提出物(ワークシート・課題作文等)及びレポートは、採点・評価して返却します。課題作文・ワークシート・レポートは、評価表(ルーブリック)に記載した基準で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキスト『帝京大学宇都宮キャンパス「文章表現法1、2」授業プリント集』
参考文献

準備学修の内容

各回の予復習と資料の収集、課題とレポートの完成には、合計45時間程度の学習が必要です。
1.各回の課題説明・資料文・演習問題等は、本講義担当者が執筆・編集したテキストに掲載してあります。必要な予習・復習の詳細については、各回の授業内で指示します。
2.レポート実作の手順等は次のとおりです。――①示された題材から自分がとりあげる課題を限定して問いを立てる。②この問いを解明するための文献調査・情報収集を行う。③授業で指定された基本形式を備えたレポート(表紙・目次・本文・文献目録等を含めて8000字以内)を書く。(日程的には、レポート課題・作成条件の説明は第1回授業、レポートの提出は第12回授業です。)

その他履修上の注意事項

1.テキストは、毎回持参してください。その他、問題用紙・原稿用紙等は、各回の開始時に配布し、参考図書は講義内で指示します。
2.解答・解説の提示などでLMSを使用します。
3.漢字を調べること、授業課題に関するインターネット情報を検索・確認することに限って、授業中にスマートフォン等を使用することを許可します。(ただし、授業時間中に資料収集を始めるのでは、当然、執筆が間に合いません。事前の資料収集が不可欠です。)

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
・家庭学習で作成するレポートの課題、作成要件(字数・構成・書式)、提出期限等について、説明する。
第2回レポート演習①
・「レポートとは何か、全体の構成、小見出しの付け方」について、説明と問題演習をとおして学ぶ。
第3回レポート演習②
・「課題を限定し、問いを立てること」を、問題演習をとおして学ぶ。
第4回レポート演習③
・「文献調査の方法」について、説明と問題演習をとおして学ぶ。
第5回レポート演習④
・資料を読み、その内容を指定された形に整理して1200字にまとめる。
第6回レポート演習⑤
・「先行文献の出典を明示することの意味」と「引用の方法、参考文献の示し方」について、問題演習をとおして学ぶ。
第7回レポート演習⑥
・レポート完成までの流れを学び、その第一歩として入手した資料を利用し、問題設定と全体の構成を行う。
第8回レポート演習⑦
・実際にレポート執筆で利用する文献を参照し、論説文または説明文を書く。
第9回レポート演習⑧
・図表からから読み取るべきポイントを箇条書きでまとめ、レポートで活用する方法を学ぶ。
第10回レポート演習⑨
・過去に提出されたレポートの文章を問題として提示し、レポートの文章のあり方についての添削演習を行う。
第11回レポート演習⑩
・各自のレポート草稿を持ち寄り、より質の高いものにするための技術を学ぶ。(この授業での学習を受けて、家庭作業でレポート完成稿を作成し、次週の授業日に提出する。)
第12回日本語運用能力に関する問題演習①
・日本語運用能力基礎力テスト①(「敬語、文法、語と語の関係」に関する3領域・30問の選択問題)を実施し、併せてその解答・解説を行う。
第13回日本語運用能力に関する問題演習②
・日本語運用能力基礎力テスト②(「慣用表現、言葉の意味、漢字と熟語」に関する3領域・30問の選択問題)を実施し、併せてその解答・解説を行う。
第14回1200字課題作文の年間のまとめ
・予告なく課題を提示し、1200字の文章を書く。
第15回「文章表現法1、2」の年間総括。
・本授業に関する自己評価と授業方法等の改善案等について1000字程度で述べる。