スポーツ方法実習(ダンス)
担当者黒田 なつ子
学年・開講期2年次 前期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類総合基礎
区分・単位選択 1単位
科目ナンバー0C133

授業の概要(ねらい)

本講義において、保健体育科教員や教育現場における指導者を目指す学生を対象とする。
体育の授業におけるダンス(現代的なリズムダンス、創作ダンス、フォークダンス)を中心に、表現を通したコミュニケーションを貴重とし、授業を展開することを目的とする。授業を通して、ダンス
に必要な基本的技術及び、中学・高校体育におけるダンス授業を想定した指導法を習得できるよう、学習する。年間を通して、創作力、創造性、コミュニケーション力を発展させるため、創作ダンスに繋がるダンスの創作の練習や、グループワークを行う。この授業は、総合基礎の学修目標2、5に関連しています。

授業の到達目標

① 中学高校体育におけるダンス授業を想定した身体表現としての創作ダンスの様々な技法を習得することができる。
② 中学高校体育におけるダンス授業を想定した基礎的な指導ができるようになる。
③ 教員採用試験にむけた実技対策に対する自らの課題を発見することができる。

成績評価の方法および基準

授業への参加態度(平常40%)、実技テスト(技術50%)、レポート(10%)を総合し評価する。最後の授業で、全体に対するフィードバックを行う。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特になし。必要に応じて授業内で資料を配布する。
参考文献舞踊学講義 大修館書店(ISBN 9784469261974)
参考文献表現運動及びダンス指導の手引 学校体育実技指導資料文部科学省(ISBN 9784491029771)

準備学修の内容

① 傷害予防のため、日常の運動及びストレッチ(毎日30分程度)を心がける。
② 授業内容に理解のため、配布資料見直しや課題を復習し、授業で学習した内容4について身体を動かしながら練習するなど復習に努める(週1日 1時間程度)。
③ 授業内容に応じて課題を提示する為、次の授業までに課題をきちんと学習、実施すること(週1日 1時間程度)。

その他履修上の注意事項

運動に適した服装。
前日の睡眠は十分にとり、当日の食事はきちんととること。
アクセサリー等をはずすこと。
教育的に不適当な格好、態度の場合は受講をお断りする場合がある。
創作活動では、携帯、PCを用いて、音楽を出力するため、持参してください。
水分補給、汗を拭くタオルは各自持参すること。
手足の爪をきちんと切ること。
長髪の女性は、髪の毛をまとめること。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(からだ作り運動)
第2回集団でのダンス、フォークダンス
第3回現代的なリズムダンス1(基本的なステップ・フレーズの習得)
第4回現代的なリズムダンス2(グループ創作活動1:ステップの組み合わせ)
第5回現代的なリズムダンス3(グループ創作活動2:空間構成)
第6回現代的なリズムダンス4(グループごとに発表、鑑賞)
第7回創作ダンス1(技術の習得1、グループワーク1:テーマ・コンセプト決め)
第8回創作ダンス2(技術の習得2、グループワーク2:演出構成を決める)
第9回創作ダンス3(技術の習得3、グループワーク3:動きの構成を創作)
第10回創作ダンス4(技術の習得4、グループワーク4:空間構成を決める)
第11回創作ダンス5(技術の習得5、グループワーク5:動きと構成を繋げる)
第12回創作ダンス6(技術の習得6、グループワーク6:通して踊ることができるように練習)
第13回創作ダンス7(技術の習得7、グループワーク7:細かな演出を改善する)
第14回創作ダンス8(技術の習得8、グループワーク8:ゲネ 本番通りに通す練習)
第15回創作ダンス9(発表会)