演習Ⅲ
担当者玉 真之介
学年・開講期3年次 前期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類専門 基礎系
区分・単位必修 2単位
科目ナンバー8B301

授業の概要(ねらい)

このゼミでは、栃木県においても実績のある幕末・明治初期の地域起こしリーダー二宮尊徳について文献や調査を通じて学びます。テキストを輪読しながら議論を行い、知識を共有するとともに、それに対する見方、評価について自分なりの考えを持てるようにします。それを通じて、ディプロマ・ポリシーのDP1、2、3を習得します。合わせて、情報収集能力やプレゼンテーション力の習得も目指します。

授業の到達目標

学生は、二宮尊徳とはどのような人かについて語ることができます。
学生は、二宮尊徳が栃木県でおこなった地域起こしについて語ることができます。
学生は、二宮尊徳の現代的意義について自分なりの意見を述べることができます。

成績評価の方法および基準

毎回の議論への参加(60%)、分担した報告内容(20%)、最終レポート(20%)、毎回、報告者には報告内容への評価をフィードバックします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『教養として知っておきたい二宮尊徳』松沢成文PHP新書
ISBN978-4-569-83020-9
参考文献

準備学修の内容

事前に、それぞれの週に行う教科書の章を熟読し、その内容について関心をもつ事項を調べる作業を90分程度行ってください。
授業後は、授業で配布したレジュメを見直し、ポイントとなる点について教科書を再読して、関心をもった事項を調べる作業を90分程度行ってください。
小レポートの宿題が出た場合には、なるべく早く取り組むようにしてください。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション(テキストの概要と分担の決定)
第2回忘れてしまった「二宮尊徳」
第3回第1章「困苦の中からつかんだ成功哲学の萌芽」
第4回第2章「心の荒廃を変えなければ再建はならない」
第5回第3章「各地に広がり受け継がれた報告仕法」
第6回第4章「報徳思想」
第7回第5章「実践で培い、発揮した7つの力」
第8回前半の総合討論
第9回第6章「思想の系譜」
第10回第7章「尊徳を師と仰いだ日本資本主義の立役者」
第11回第8章「現代に受け継がれた報徳思想」
第12回おわりに
第13回二宮尊徳の研究(その1)
第14回二宮尊徳の研究(その2)
第15回二宮尊徳の研究(その3)