担当者 | 玉 真之介 | |
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学年・開講期 | 2年次 前期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | 演習系科目 | |
区分・単位 | 必修 2単位 | |
科目ナンバー | 8E201 |
このゼミでは、国連が定めた「家族農業の10年」について、テキストの輪読や農村調査を通じて学びます。それを通じて、ディプロマ・ポリシーのDP1、2、3を習得します。合わせて、情報収集の能力やプレゼンテーション力の習得も目指します。
国連「家族農業の10年」が定められた背景について説明できる。
国連「家族農業の10年」が定められた意義について語ることができる。
国連「家族農業の10年」がわが国や外国でどのように取り組まれているか説明できる。
世界の農業生産と家族農業について自分なりの考えを述べることができる。
毎回の議論への参加(60%)、分担した報告内容(20%)、最終レポート(20%)、毎回、報告者へは報告内容への評価をフィードバックします。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 国連「家族農業の10年」と「小農の権利宣言」 | 小規模・家族農業ネットワーク・ジャパン編 | 農文協 ISBN978-4-540-18168-9 |
参考文献 |
事前に、それぞれの週に行う教科書の章を熟読し、その内容について関心をもつ事項を調べる作業を90分程度行ってください。
授業後は、授業で配布したレジュメを見直し、ポイントとなる点について教科書を再読して、関心をもった事項を調べる作業を90分程度行ってください。
小レポートの宿題が出た場合には、なるべく早く取り組むようにしてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション(テキストの概要と分担の決定) |
第2回 | 世界で農業政策の転換が起きている |
第3回 | 家族農業の意義 |
第4回 | 国連「家族農業の10年」がめざすもの(その1) |
第5回 | 国連「家族農業の10年」がめざすもの(その2) |
第6回 | 香港の農民が教えてくれること |
第7回 | アグロエコロジーへの着目 |
第8回 | これまでのまとめと総合討論 |
第9回 | フランスの家族農業 |
第10回 | タイの家族農業 |
第11回 | 種子をめぐる世界の動き |
第12回 | 韓国の在来種子保存運動 |
第13回 | 種をあやす |
第14回 | 小農の権利に関する宣言 |
第15回 | 最終総合討論 |