測定・評価・診察法実習
担当者北澤 正人教員紹介
学年・開講期1年次 後期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類専門分野
区分・単位必修 2単位
科目ナンバー7C207

授業の概要(ねらい)

身体の形や機能を把握したり、正常と異常を比較するためには適切な”物差し”を使い分けながら”はかる”ことが必要となります。また、その結果が同じであったり異なっていた場合それが何を意味するのかを考え結論を導きだすことが必要となります。
本実技では、身体の基本的な形態的測定および機能的測定を身につけます。それぞれの測定結果が何を意味しているかを考えながら実施します。またこれらの結果から医療面接に必要な基本的技能を養います。この授業はDP1 柔道整復学の関連領域における基本的な科学的知識を有するに該当します。

授業の到達目標

本授業は柔道整復学における評価測定の基本技術の修得が主な目標です。特に運動器、体の形、筋力、関節の動きがどのような目的で測定され実施されるのかを理解し実践できることを目標とします。
主要な骨のランドマークを体表から特定し触知することができる。
身体各部の大きさや長さを測定し評価することができる。
関節の可動域を測定し評価することができる。
主要な腱反射を誘発し評価することができる。
脈拍と血圧を測定し循環動態を評価することができる。
徒手による筋力評価を実施し評価することができる。

成績評価の方法および基準

授業での実技内容を3回に分けて実技試験を実施しその習熟度から成績評価を行います(100%)。
3回の実技テスト終了後にそれぞれの範囲の解説をします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献プリント等を適宜配布いたします。また必要に応じて解剖学などの関連分野のテキストの持参を指示します。

準備学修の内容

本実技は身体の測定評価の授業なので測定評価に必要な機材を持参しない学生は受講できません。受講する学生は各人で用意するが、業者が学内で販売を行いますのでその際に購入してください。学内で購入する場合はセット価格で5万円程度です。必要な機材は授業開始前に資料を配布し説明しますので、受講者は必ず説明を聞いてください。

遅刻または早退をした(する)生徒は、メモ用紙などに学籍番号、氏名、入室または退室時間を記入してその都度本人が提出してください。20分以上の遅刻また早退は欠席とします。なお、この実技授業は2コマ(3時間)の連続した授業となるので20分以上遅刻した学生は2コマ分の欠席となります。

その他履修上の注意事項

新型コロナウィルス感染予防対策のため、オンライン講義と対面講義を組み合わせた実習となる場合があります。
対面実技では不織布マスク、及びフェイスシールドの着用を義務付けます。どちらかが欠けていても講義への参加は認められませんのでご注意ください。またその場合はその講義は欠席扱いとなります。

授業内容

授業内容
第1回測定・評価・診察の概要(ガイダンス)・身体測定器具の配布と検品
第2回身体の代表的な骨のランドマークを学び、身体各部の長さ・周径の計測ができるようになる。
また身体各部の左右の長さ、周径が異なった場合に外傷の存在を推測できるようになる事を目的とする。
第3回ランドマークの触知と長さ・周径の計測評価法 実習
第4回バイタルサインの意義を知り、臨床における緊急時の対応ができるようになる。
また特に脈拍・血圧の測定方法を学び、測定結果から専門医への紹介ができるようになる事を目的とする。
第5回脈拍・血圧測定法 実習
第6回肩関節・股関節の関節可動域測定方法を学び測定する事ができるようになる。
またトリックモーションと筋連鎖運動との解釈の違いを理解し、身体運動のメカニズムを学ぶ事を目的とする。
第7回関節可動域測定 実習
第8回機能解剖を学び、筋力低下が起こる原因を理解する。また上肢・下肢の神経損傷評価法、深部腱反射、
徒手筋力検査法を学び測定および評価する事ができるようになることを目的とする。
第9回神経損傷評価法、徒手筋力検査法 実習
第10回深部腱反射検査法、徒手筋力検査法 実習
第11回これまでの振り返り・まとめ
第12回血圧測定・ランドマークの触知と長さ・周径の計測に関する実技評価試験
第13回関節可動域測定に関する実技評価試験
第14回徒手筋力検査法に関する実技評価試験
第15回各種測定・検査法に関する試験の振り返り