リハビリテーション医学
担当者大塚 博史
学年・開講期3年次 後期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類基礎分野
区分・単位必修 1単位
科目ナンバー7B227

授業の概要(ねらい)

医療技術の進歩によって疾患の治癒率が上昇した一方で、様々な障害や社会的問題を抱える人々は年々増加しており、リハビリテーション医学を学ぶ意義は高まっています。
本授業では、リハビリテーションの現場で見られる疾患・症候について知識を身につけます。そのため、定期試験の他、授業で習った内容を効果的に定着させるため、毎授業冒頭に前回授業内容に関する演習問題を行います。
また、国家試験には当該分野からも多く出題されるので、国家試験も見据えて授業を行います。
定期的に小テストを行い、当該範囲の理解を深め、問題の解説時にはグループディスカッションも行います。
この授業ではDP1・2に関する知識を修得します。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は医療機関(整形外科・リハビリテーション科)で従事しており、授業では、臨床例、課題などを題材とした講義、実習を行います。

授業の到達目標

リハビリテーション医学特有の考え方が理解し、リハビリテーション医学で対象となる各疾患および障害、各種評価法および治療法を説明できる。
また、国家試験を見据え、当該範囲の理解を深めます。

成績評価の方法および基準

期末筆記試験(100%)で評価を行い、60%以上を取得した者を合格とします。
2/3以上の出席がない学生の評価は行いません。
全体に対するフィードバックとして、第15回授業でまとめと振返りを行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書リハビリテーション医 改訂第4版全国柔道整復学校協会 監修南江堂
参考文献

準備学修の内容

予習としてLMSで指定された課題についてまとめてから授業に臨んで下さい。
教科書の指定の部を読み(授業内容の項目およびLMS)、全体の概要をとらえておき、難読と思われる用語については事前に読めるよう調べて下さい。
復習としてLMSで指定された項目についてまとめ、さらに確認問題を解いて下さい。
およそ予習に1時間、課題と問題解答の復習に2時間を見込んでいます。

その他履修上の注意事項

① 座席は教員が指定します。
② 7.授業内容に沿って授業を進めますが、状況により調整を行う場合があります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回リハビリテーションの概念
第3回リハビリテーション医学の評価と診断
第4回理学療法、作業療法
第5回補装具(前半)
第6回補装具(後半)、言語療法
第7回脳卒中(前半)
第8回脳卒中(後半)
第9回脊髄損傷
第10回小児疾患、切断
第11回末梢神経損傷、関節リウマチ
第12回心疾患、呼吸器疾患
第13回整形外科疾患、老人のリハビリテーション
第14回リハビリテーションと福祉
第15回授業のまとめ