統計学入門
担当者津村 健太教員紹介
学年・開講期1年次 前期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類総合基礎
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー0G131

授業の概要(ねらい)

 本授業は、総合基礎科目の学修目標2(論理的・批判的思考、能動的な態度)、および3(社会・自然科学の幅広い関心・知識)に関連する科目です。
 
 現代社会には、多くのデータがあふれています。例えば、毎日のように様々な調査結果が公表されていますし、病気にかかるリスクや手術・治療法の成功率なども統計的なデータの一つです。それらのデータを正しく理解し、惑わされないためには、統計や確率についての知識が欠かせません。
 
 この授業では、まず、確率や統計学の発想について歴史的な観点から学びます。さらに、統計データを自分で整理・要約する、あるいは統計データを読み取る方法を学びます。また、統計学に必要な確率の基礎についても学びます。
 
 数学や統計になじみのない人でも統計や確率を学べるよう、基礎的な内容を扱います。授業は講義と演習を織り交ぜて進めていきます。 この授業でデータを読み解く力を身に付けながら、統計学の面白さを体験しましょう。

授業の到達目標

 統計や確率の基礎的な知識を身に付ける。
 
 データを収集する方法を身に付ける。
 
 データを読み解き、考察できるようになる。 

成績評価の方法および基準

 最終成績は、中間テスト(20%)、期末テスト(30%)、平常点(50%)で評価します。
 
 平常点は、自習課題の提出やレポート(A4判1枚程度×1本)をもとに評価します。中間・期末テストでは計算問題や語句説明などを出題します。
 
 自習課題については、翌週の授業で解説をします。レポートについては、発表会において適宜コメントをします。中間・期末テストについては、テスト後に解説をします。 

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は使用しません。
参考文献統計に関する書籍を何か1冊入手することをおすすめします。
いくつかの候補を授業中にお見せします。

準備学修の内容

 LMSに授業の資料を事前にアップするので、授業の前に資料を読み、授業内容や用語、計算式などについて、事前に予習をしてください(時間の目安:30分)。
 
 授業後には資料やノートをよく読んで必ず復習し、疑問点やわからない点があれば質問に来てください。また、復習のための自習課題を課しますので、必ず解いてきてください。成績評価の対象となります。(時間の目安:1時間)
 
 そのほかに、中間・期末試験に向けての復習や、レポート作成に、1学期合計20時間程度の時間を割いてください。

その他履修上の注意事項

 LMSを使用します。LMSに授業の資料を事前にアップするので、授業前に各自でダウンロードや印刷をし、持参してください。

 授業中の問題演習、自習課題、テストで電卓を使用します。ルート(√)の計算ができる電卓を用意してください。関数電卓でも問題ありません。

 微分積分の知識は必要ありませんが、数式を使って説明を行う箇所があります。また、数式を使って解く課題が課されます。

 第14回のレポート発表会・ディスカッションについては、新型コロナウイルス感染症等の状況により、変更となる可能性があります。 

授業内容

授業内容
第1回ガイダンスとイントロダクションをおこない、統計と確率の重要性について紹介します。
 
第2回確率論・統計学の始まりと歴史を学びます。
 
第3回統計学で扱うデータの種類について学びます。
 
第4回様々なデータの分布とその法則について学びます。
 
第5回平均値をはじめとする、データの特徴を表す代表値について学びます。
 
第6回試験と、試験の解説・復習をします。
 
第7回確率と期待値について学びます。(場合の数と確率)
 
第8回確率と期待値について学びます。(確率から期待値を求める)
 
第9回標準偏差の意味について学び、データをもとに標準偏差を算出する方法を学びます。
 
第10回データを集計し、表やグラフにまとめる方法について学びます。
 
第11回相関関係とは何か、因果関係との違いは何か、学びます。
 
第12回相関係数について学び、データ間の関連性の強さを調べる方法を学びます。
 
第13回公表されているデータを使った、相関分析実習を行います。
 
第14回レポート発表会・ディスカッション
 
第15回試験と、試験の解説・復習をします