日本言語文化1
担当者宋 宇教員紹介
学年・開講期2年次 前期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類総合基礎
区分・単位選択 1単位
科目ナンバー0A261

授業の概要(ねらい)

 本授業は留学生2年生を対象とした「日本語と日本文化」に関する科目です。具体的には特定のトピックに関する新聞記事や専門的な文章を精読し、関連文献を調査しつつ、自身の考えを日本語でアウトプットするトレーニングを行います。そして、これらの作業を通じて日本の言語や文化について認識を深めるとともに、大学で授業や研究を行う際に不可欠な日本語の運用能力を養います。
 なお、授業では二週間をかけて一つのトピックを扱います。先ず第一週目に、特定のトピックに関する文章の「ディクテーション」を実施し、語彙の確認を行います。そして、文中の語彙や表現がなぜその文脈で用いられているのかを理解します。第二週目は、内容について意見を述べたり書いたりする練習を行います。
本授業は、総合基礎科目の学修目標の1、2の習得に対応した科目です。

授業の到達目標

 授業では日本の言語や文化に関するさまざまな文章を読み、特定のトピックに関する意見を「過不足のない基本に忠実な日本語」で発表したり、書いたりすることが出来るようになることを目標とします。そのうえで、日本文化について各自の視点から理解を深めつつ、それぞれの専門科目の学習や将来の就職等に有用なヒントを得ることを目指します。
 また、単にアウトプットが出来るようになることを目指すのではなく、その内容もさることながら、「聞く姿勢」や「尋ねる表現」など、学内や日常生活におけるマナーや表現などを身に着けることも本授業の重要な到達目標の一つです。

成績評価の方法および基準

この科目は期末レポート50%、平常点50%で成績を出します。平常点にはディスカッション、発表やミニレポートなども含まれます。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストは使用せず、特定のトピックに関する文章のプリントを配布します。辞書(「電子辞書」や「スマートフォン」などのデジタル機器を用いても構いませんが、「紙の辞書」の使用を推奨します。)と“この授業のためのノート”は必ず持参して下さい。
参考文献

準備学修の内容

①第一週目はディクテーションを行ってから、プリントを配布するため、予習の必要はありませんが、第二週目は授業後に必ずプリントの「音読」あるいは「書き取り」を行い、語感を養うと共に単語や表現の定着に努めて下さい。(毎日45分以上)
②発表の際には、事前に資料の読み込みと表現や語彙の発音練習などを丁寧に行ってから授業に参加して下さい。(120分以上)

その他履修上の注意事項

受講生の状況により授業計画及を変更する場合があります。授業には遅刻しないように努めて下さい。本科目は「日本言語文化2」と共に通年で履修することを前提に授業内容を組んでいます。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション:受講生自身による目標設定
第2回災害と日本(ディクテーション・音読・内容理解)
第3回災害と日本(ディスカッション・ミニレポート)
第4回日本語の中の外来語(ディクテーション・音読・内容理解)
第5回日本語の中の外来語(ディスカッション・ミニレポート)
第6回地域格差・下流社会(ディクテーション・音読・内容理解)
第7回地域格差・下流社会(ディスカッション・ミニレポート)
第8回日本の芸能(ディクテーション・音読・内容理解)
第9回日本の芸能(ディスカッション・ミニレポート)
第10回昔話・民話(ディクテーション・音読・内容理解)
第11回昔話・民話(ディスカッション・ミニレポート)
第12回ハレ・ケ・ケガレ(ディクテーション・音読・内容理解)
第13回ハレ・ケ・ケガレ(ディスカッション・ミニレポート)
第14回グループディスカッション
第15回総括:受講生自身による目標の到達度の振り返り