ゲノム科学
担当者髙山 優子
学年・開講期3年次 前期  [理工学部 バイオサイエンス学科]
科目の種類専門
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー5D243

授業の概要(ねらい)

次のような内容を学習します。(1)基本的な遺伝子発現過程(2)転写翻訳調節機構(3)生物多様性とゲノム
学習内容をプレゼンテーションし、討論を通じて知識の定着を計ります。
DP2-4と関連します。

授業の到達目標

遺伝情報が正確に転写・翻訳されるために、生物にはさまざまな調節機構が備わっています。この講義では、真核細胞の遺伝情報発現調節機構について理解し、説明できるようになることを目標とします。

成績評価の方法および基準

英語の教科書の内容についてプレゼンテーションを行い、口述試問を行うことで成績評価をします。質疑応答によるフィードバックを行います。再試験はありません。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『遺伝子科学~ゲノム研究への扉』赤坂甲治著裳華房
(ISBN:978-4-7853-5240-0)
参考文献『ゲノム』 T.A. Brownメディカル・サイエンス・インターナショナル
(ISBN:978-4-8157-0132-1)

準備学修の内容

受講後は講義を振り返り、プレゼンテーションの準備を各自行ってください(2時間程度)。疑問点は、積極的に質問してください。

その他履修上の注意事項

一部、LMSでの授業を予定しています。

授業内容

授業内容
第1回ゲノムとは?
第2回遺伝情報の複製
第3回細胞周期・がん
第4回遺伝情報の転写
第5回遺伝情報の翻訳
第6回転写調節機構
第7回プレゼンテーションと討論
第8回プレゼンテーションと討論
第9回プレゼンテーションと討論
第10回プレゼンテーションの振り返り
第11回遺伝情報の損傷・修復
第12回染色体構造による転写制御
第13回エピジェネティクスと小分子RNA
第14回ゲノムの進化
第15回口述試問