環境経済学Ⅱ
担当者大平 佳男
学年・開講期3年次 後期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類専門 基礎系
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー8C305

授業の概要(ねらい)

この授業では、具体的な事例を踏まえながら、公害・環境問題の原因とその改善に向けた経済学的アプローチを学習します。環境問題の中でも重要な廃棄物・リサイクル産業や交通、エネルギーだけでなく、自然災害による被害についても学習していきます。
この授業はDP1、2に関する知識、技法、態度を修得します。

授業の到達目標

本授業の到達目標は、環境経済学の基礎的な理論を理解し、今日深刻化している環境問題に対して、どのようにアプローチしていくべきかを説明できるようになることです。さらに企業の環境問題への取組みや政府の環境政策を学び、それらがどのような効果を持っているのかを説明できるようになることも到達目標の一つです。

成績評価の方法および基準

定期試験60%、授業への取組み40%を目安に評価します。フィードバックとして、試験後に模範解答や正答基準などについて解説します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献環境経済学をつかむ[第4版]栗山浩一・馬奈木俊介有斐閣(ISBN:978-4-641-17729-1)

準備学修の内容

予習として、授業内容で挙げている各回のテーマについて、どのようなものなのかを調べて下さい。毎回授業内容を復習し、わからない点は質問に来たり参考書で確認したりして下さい(合わせて3時間程度)。

その他履修上の注意事項

毎回休まず出席して下さい。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回地球温暖化対策
第3回地域の環境問題とその対策
第4回企業と環境リスク
第5回企業の環境マネジメント
第6回環境汚染と費用
第7回排出量取引
第8回脱炭素・低炭素社会
第9回自然保護・生態系保護
第10回廃棄物産業における環境政策
第11回リサイクル産業における環境政策
第12回交通における環境政策
第13回エネルギーの経済学
第14回自然災害の経済学
第15回まとめ・テスト