農業経済学Ⅰ
担当者玉 真之介
学年・開講期3年次 前期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類専門 地域経済系
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー8D203

授業の概要(ねらい)

この授業では、農業経済の基本的性格を地域の生物資源を活用に求め、その本質的な特色と地域資源管理の歴史、現在直面する課題などについて学び、農業・農村の現状に対する自分なりの考えを持つことができるようにします。また、授業では、論点をめぐって少人数で話し合うグループ学習を取り入れていきます。それを通じて、ディプロマ・ポリシーのDP2(複雑な地域の経済問題を理解し、その解決に取り組む能力」を習得します。

授業の到達目標

農業における本質的な特徴について語ることができる。
農業・農村における地域資源の管理について人に説明ができる。
農業・農村が直面する課題について自分なりの考えを述べることができる。

成績評価の方法および基準

毎回の小テスト(25%)、中間試験(25%)、期末試験(50%)、合計(100%)で評価します。 
中間試験の結果はフィードバックして、改めて理解を深めます。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストは使いません。毎回、レジュメを配布します。また関連する資料をLMSに提示します。
参考文献

準備学修の内容

事前に、前回配布のレジュメを見直して、その内容について関心をもつ事項を調べる作業を90分程度行ってください。
授業後は、授業で配布したレジュメを見直し、ポイントとなる点について関連資料を読み、関心をもった事項を調べる作業を90分程度行ってください。
小レポートの宿題が出た場合には、なるべく早く取り組むようにしてください。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション(授業ポリシーと講義の概要など)
第2回生物資源とは何か
第3回機械の登場と市場経済
第4回生命論パラダイムの時代
第5回「共有地の悲劇」
第6回日本農業と水田開発
第7回農業水利の仕組み
第8回これまでのまとめと中間試験
第9回入会林野の歴史
第10回漁場管理の歴史
第11回協同組合の重要性
第12回農家と集落の現状(その1)
第13回農家と集落の現状(その2)
第14回日本林業の特質と現状
第15回農業経済学Ⅰのまとめと最終試験