担当者 | 西村 慶太 | |
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学年・開講期 | 3年次 後期 [医療技術学部 柔道整復学科] | |
科目の種類 | 基礎分野 | |
区分・単位 | 必修 2単位 | |
科目ナンバー | 7B231 |
柔道整復師が扱うことのできる傷病一般について、その臨床診断法の特徴と留意すべき点を学修します。正しい身体所見の取り方と病歴聴取に基づく診断法を学び、医師の扱うべき疾患との鑑別を的確に行えることを目標とします。柔道整復領域の保存療法適応の限界を知り、病的骨折等の基盤となる基礎疾患ならびに整形外科領域の重要疾患鑑別に必要な知識を身に付けます。授業では具体的な症例提示に基づいて、様々な臨床症状と身体所見、画像情報等から想定される診断名を、グループワークディスカッションを通じて導き出します。この授業はDP3・4に相当する内容を教授します。
柔道整復の臨床における診断のプロセスを理解して、それを基礎に、より実践的な診断技術を身につけることが到達目標です。具体的には、訴え、症状、経過、患者背景、理学所見、画像所見等から代表的な疾患名とその鑑別疾患名を的確に挙げることができるようになることが目標です。
授業参加時の評価20点、テスト80点の総合点で評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 公益社団法人全国柔道整復学校協会・教科書委員会「整形外科学」「柔道整復学・理論編」「柔道整復学・実技編」他、適宜資料を配布します。 | ||
参考文献 |
予習・復習として各90分(計180分)自主学習を行ってください。 予習ではシラバスに沿って次回授業内容に該当する教科書・参考書を読み込んだ上で授業に臨んでください。復習は講義内容をレポートの材料となるよう簡潔にまとめ次の講義時に備えて知識の確認を行ってください。
進捗状況や習熟達成度によって内容が若干変更される可能性があります。その際はその都度アナウンスします。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 柔道整復学に基づく運動器疾患評価と診断法(求められる能力・技術、法的制限他) |
第2回 | 医師に委ねるべき検査・治療法との垣根 |
第3回 | 症状による鑑別診断法①(上肢外傷) |
第4回 | 症状による鑑別診断法②(上肢疾患) |
第5回 | 症状による鑑別診断法③(下肢外傷) |
第6回 | 症状による鑑別診断法④(下肢疾患) |
第7回 | 症状による鑑別診断法⑤(体幹外傷) |
第8回 | 症状による鑑別診断法⑥(体幹疾患) |
第9回 | 画像による鑑別診断①(上肢外傷) |
第10回 | 画像による鑑別診断②(上肢疾患) |
第11回 | 画像による鑑別診断③(下肢外傷) |
第12回 | 画像による鑑別診断④(下肢疾患) |
第13回 | 画像による鑑別診断⑤(体幹外傷) |
第14回 | 画像による鑑別診断⑥(体幹疾患) |
第15回 | 定期試験とまとめ |