スポーツ科学
担当者北村 悠貴
学年・開講期1年次 Ⅱ・Ⅳ  [理工学部 情報科学科(通信課程)]
科目の種類総合基礎
クラステキスト授業
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー4A112

授業の概要(ねらい)

近年、健康や体力の保持・増進に果たすスポーツの役割が重要視されています。適度な運動は、生活習慣病などの予防や改善に効果が期待できます。しかし、どんなスポーツや運動でも効果が確実に現われ、それが健康に結び付くわけではありません。過激すぎる運動は逆に健康を害することになりかねず、不適切な運動負荷は強すぎると障害を招き、弱すぎると期待される効果が現われないこともあります。この授業では、スポーツや運動を実施するうえでの正しい知識、ストレスなどの生活環境と上手に共存してゆく術を理解し、受講者自身が実践していけるようになることをねらいとします。
 ディプロマポリー①「外国語や人文・社会科学を始めとする基礎的な教養を身につけ、社会生活に役立てることができる」に該当する科目です

授業の到達目標

スポーツと生活習慣の関連について学び、実際の生活で実践していけるようになることを目的とする

成績評価の方法および基準

2回の課題レポートに合格したうえで、最終試験100点で評価します。
授業のフィードバックは、課題レポートを返却することで行います

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書これからの健康とスポーツの科学 第4版
ISBN-10: 4062806622; ISBN-13: 978-4062806626
阿部孝・琉子友男 編講談社
参考文献

準備学修の内容

普段の生活で、自分の身体について興味を持っておくこと。
学んだ知識を活用して、実際に運動を実践する。15時間

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回生活スタイルと健康(健康を推進するための生活スタイルとは)
第2回生活習慣病と運動(運動習慣は生活習慣病を予防・改善し、寿命を延ばすことができるか?)
第3回肥満と身体活動(肥満はどのようにして起こり、どのように評価するのか)

第4回肥満を改善する方法
第5回筋力を高めるためのトレーニング(力強さや爆発的なパワーは何が違うのか)
第6回パワーを生み出すメカニズム(筋量を増加させ、筋力と筋パワーを高める方法とは?)
第7回持久力(高い持久力は何によって決まるのか?あなたにもできるフル・マラソン完走のスタミナづくり)
第8回身体機能(身体機能はどこまで改善できるか?)
第9回運動と骨(どのような運動をすると骨が強くなるか?()
第10回サルコペニア(加齢による筋萎縮に対する運動と栄養摂取の役割)
第11回子供の運動(子どもの体力・運動能力を改善する方法とは)
第12回環境とスポーツ(いろいろな環境下で安全に運動を行う方法とは)
第13回スキルとスポーツ(動作の巧みさを科学する)
第14回ストレスと運動
第15回栄養とスポーツ