担当者 | 乗川 聡 | |
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学年・開講期 | 2年次 後期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | 経済学系科目 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー | 8B208 |
・「西洋経済史Ⅱ」では、19世紀末以降の西洋経済史を学びながら、DP2に関する知識、技能、態度を修得します。
・授業形式は講義を中心としますが、大学生に必要とされるコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力の向上を目指し、合計3回、復習テストとグループによるディスカッションを実施します。
・学生は以下の授業目標の達成を目指します。
1.「資本主義の普遍性」、すなわち「市場経済システム」の基本構造を理解する。
2.「資本主義の多様性」、すなわち各国(特に英、独、米)の資本主義の違いを歴史的視点から理解する。
3.グローバル化する資本主義における「多様性」の意義について考える。
・グループ学習(25%)、テスト(25%)、レポート(50%)で評価します。
・テストおよびレポートのフィードバックについては以下の通り実施します。
・テスト(小テスト、復習テスト):答案回収後直ちに解説します。
・レポート:希望者に対し、個別に口頭で講評します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | ・テキストは指定しません。必要に応じてプリントを配布します。 | ||
参考文献 |
・歴史の授業は現状との比較によって理解が深まりますので、新聞・テレビ・インターネット等で毎日ニュースを見る習慣を身に付けてください(1日10分以上)。
・毎回実施する小テストの予習として、開講時に配布する政治・経済用語集(英語)とヨーロッパ地図を暗記してください(30分以上)。
・グループ学習の際に実施する復習テストの準備として、試験範囲のレジュメの内容を必ず確認・暗記してください(2時間以上)
・グループ学習の前週にディスカッション(=レポート)の課題を発表するので、充実した議論ができるよう情報収集・論点整理をしてください(2時間以上)。具体的には、事前にメモを作成したうえでディスカッションに臨むことを推奨します。
・レポート作成に際しては、レジュメ、教員による講義、そしてディスカッションの内容を必ず反映させてください。
・「西洋経済史Ⅰ」と「西洋経済史Ⅱ」は内容が連続していますので、必ず同一年度に履修してください。
・この科目は2年配当ですが、多学科・多学年によるディスカッションを期待していますので、3年生以上の履修も歓迎します。
・留学生には、ディスカッションに参加できる程度の日本語会話能力が必要とされます。
・この授業を通じて、受講生の皆さんが多様な価値観を理解し、それを受け入れる寛容な態度を身に付けられることを期待します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 市場経済システム・資本主義の多様性・イギリス産業革命の概要(「西洋経済史Ⅰ」の復習) |
第3回 | 世紀転換期の西洋経済(1):交通・通信革命、帝国主義的拡張、大企業の成立 |
第4回 | 世紀転換期の西洋経済(2):アメリカ大企業と「アメリカ的方法」 |
第5回 | 世紀転換期の西洋経済(3):イギリス・ドイツ・フランスの大企業 |
第6回 | 復習とグループ学習(1):第2~5回の授業内容に基づくテストとディスカッション |
第7回 | 戦間期の西洋経済(1):第一次世界大戦の経済史的意義 |
第8回 | 戦間期の西洋経済(2):1920年代のアメリカ・イギリス・ドイツ経済 |
第9回 | 戦間期の西洋経済(3):世界恐慌への対応 |
第10回 | 復習とグループ学習(2):第7~9回の授業内容に基づくテストとディスカッション |
第11回 | 戦後の世界経済(1):第二次世界大戦の経済史的意義、自由貿易体制の変遷 |
第12回 | 戦後の世界経済(2):冷戦下のアメリカ・ヨーロッパ経済 |
第13回 | グローバリゼーション:グローバリゼーションの歴史的背景、グローバリゼーションの影響 |
第14回 | 復習とグループ学習(3):第11~13回の授業内容に基づくテストとディスカッション |
第15回 | 総括 |