生殖発生理工学
担当者太田 龍馬
学年・開講期1年次 前期  [総合理工学専攻 博士前期課程(修士課程)]
科目の種類専門
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー

授業の概要(ねらい)

本講義では、まず動物の発生や生殖の基本原理について学修し、専門的知識を養います。それらをもとに、動物の発生や生殖に関する論文の輪読を行います。さらに各自、課題論文を選定し、それについての発表を行います。これらにより、研究を行ううえで必要となる論理的思考や方法論を学ぶとともに、プレゼンテーション能力の向上を目指します。本講義はDP1とDP3に関する知識と姿勢を学びます。

授業の到達目標

動物の発生や生殖の基本原理および分子メカニズムを理解する。
論文の輪読、課題論文の読解により、研究に必要な知識、論理的思考や方法論を理解し、それを自身の研究に活かせるようになる。
研究や論文の内容をプレゼンテーションできるようになる。

成績評価の方法および基準

論文輪読の内容(40%)および課題論文のプレゼンテーション(60%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書なし、適宜プリントを配布する。
参考文献ギルバート発生生物学Scott F. Gilbert 著株式会社メディカル・サイエンス・インターナショナル ISBN: 9784895928052
参考文献生殖生物学入門 UP BIOLOGY館鄰 著東京大学出版  ISBN: 9784130631327

準備学修の内容

細胞生物学、分子生物学、分子遺伝学、発生生物学の基礎知識があることを前提に講義を行います。講義の前に復習しておいてください。また論文の輪読や課題論文の発表では事前準備が必要になります。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス、生殖発生理工学概論
第2回動物の生殖と発生に関する概説
第3回動物の発生1: 細胞分化と差次的遺伝子発現
第4回動物の発生2: 初期胚発生における細胞の特定化
第5回動物の発生3: 幹細胞
第6回動物の生殖1: 生殖細胞系列の形成
第7回動物の生殖2: 生殖細胞系列の性決定
第8回動物の生殖3: 配偶子形成と受精
第9回動物の発生に関する論文の輪読1
第10回動物の発生に関する論文の輪読2
第11回動物の生殖に関する論文の輪読1
第12回動物の生殖に関する論文の輪読2
第13回課題論文のプレゼンテーション1
第14回課題論文のプレゼンテーション2
第15回まとめと総括