臨床画像診断学
担当者北澤 正人
学年・開講期4年次 前期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類専門分野
区分・単位必修 2単位
科目ナンバー7C410

授業の概要(ねらい)

我々柔道整復師が存在する医療業界の環境は、医療提供の場などで日進月歩の変化が見られます。国民の医療に対するニーズは安心して質の高いものを重視するようになりました。そんな変化の中で我々柔道整復師にも一層質の高い画像読影が求められています。柔道整復術の適応において獲得した知識を駆使し、臨床現場にての判断をより的確にできる画像読影能力を身に着ける。また、そのことは安全に柔道整復術を行うために必要な医用画像の理解である。

授業の到達目標

柔道整復の現場にて利用されている「超音波画像診断装置」の理解を主に医用画像機器の基本的原理や画像の特性を理解する。
類似疾患の鑑別要旨を各症例ごとに理解する。安易な判断にて危険性が高まることをしっかりと理解する。
外部講師(診療放射線技師)による専門的な学習をする。

成績評価の方法および基準

課題レポート(70%),講義への参加態度(30%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献

準備学修の内容

教科書がありませんので授業ごとの復習は1時間程度必要です。

その他履修上の注意事項

画像等を授業時間に紹介します。スマホ等での撮影を厳禁とします。
遅刻・早退・無断での教室への出入り、授業中の飲食・私語は禁止する。常に臨床家としてふさわしい服装・言動を心掛けること。授業の前後に号令をかけていただきたい。授業の妨げ及び他の学生の邪魔になると思われる学生は退室してもらう。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
施術適応の判断
類似疾患
第2回末梢神経損傷・外出血を伴う損傷
第3回意識障害・脊髄症状・呼吸運動障害を伴う損傷
内臓損傷の合併損傷・高エネルギー外傷
第1回講義からのまとめ
第4回医用画像
X線の診かた
第5回デジタル画像
X-CTの診かた
第6回核磁気共鳴
MRIの診かた
第7回第4回講義から第7回講義のまとめ
ゲストスピーカーによる講義(診療放射線技)
第8回超音波画像装置の概要
運動器の構成体のみえかた
ゲストスピーカーによる講義(診療放射線技)
第9回超音波画像装置での手指の診かた
第10回超音波画像装置での手関節診かた
第11回超音波画像装置での肘関節診かた
第12回超音波画像装置での肩関節診かた
第13回超音波画像装置での下肢診かた
第14回超音波画像装置での下肢診かた
第15回超音波画像装置での診かたのまとめ