商業簿記Ⅱ
担当者浅井 康次
学年・開講期1年次 後期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類総合基礎
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー0K222

授業の概要(ねらい)

取引の仕訳から、B/SおよびP/Lの作成まで体系的に学びます。
簿記は学問というよりエクササイズです。学ぶより馴れろ、です。
原則として毎回、自分で手書き記入することを行います。
簿記の知識ノウハウは、会計学はもちろん、コーポレート・ファイナンスや金融論など応用科目でも基礎となりますし、社会に出たときに得をする・役に立つものです。資格があれば就職にも有利になります。
この授業では学修目標の2に関する知識・技法・態度を習得します。

授業の到達目標

仕訳ができて、勘定科目を理解した上、簡単な貸借対照表および損益計算書が作成できることを目指します。
日商簿記検定3級合格レベルです。

成績評価の方法および基準

日商簿記は6月および11月に検定試験が行われます。全商簿記は1月および6月です。3級に合格した人はS評価にします。そのほかの評価は、期末試験7割、不定期に提出してもらう確認テスト(予定)の回答頻度等3割で評価します。解答例・解説をLMSにアップします。プレゼンの機会を設けます。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書こちらで作成したテキストおよび問題用紙などを配布します。検定を受けない人は市販のテキスト問題集を買う必要はありません。
参考文献

準備学修の内容

大学で簿記の単位を取得しても社会からは全く評価されません。しかし日商簿記の2・3級は数ある資格の中でも、英語と並んで最も人気があり世間の評価が極めて高い資格です。就活の資格特技欄にこれを記入できれば大いにプラスになります。本講義も検定試験向けの実践的なものになっています。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回前期試験の解説
第2回決算振替仕訳・財務2表の作成
第3回銀行勘定調整表、本支店会計
第4回テキスト1・2章
第5回テキスト3~6章
第6回テキスト7・8章
第7回日商模試1
第8回日商模試2
第9回日商模試3
第10回全商過去問1
第11回全商過去問2
第12回全商過去問3
第13回全商過去問4
第14回全商過去問5
第15回まとめ・テスト