担当者 | 荒井 良雄 | |
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学年・開講期 | 1年次 前期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | コミュニケーション | |
区分・単位 | 必修 2単位 | |
科目ナンバー | 8E101 |
ライフデザイン演習は1年生を対象とするゼミナール形式の授業です。まず、講義の受け方を含め、大学での学び方法を学習します。具体的に高校生と違って、自発的に学習しようとする姿勢や日頃の心かけ、授業前の予習方法、授業後の復習方法、授業内容について質問できること、資料調べ等々です。次に、学部・学科の基礎科目の受講を通じて、大学生への第一歩を踏み出し、それらの科目、および今後の専門科目が必要とされる表現力と文章の作成能力を身につけます。具体的にワード文書の処理、エクセルでの図表作成、パワーポイントを使って報告できる等を指します。さらに、番組鑑賞を通して、感想文をもって文章能力を高めると同時に、情報収集しさらに勉強しようとする意欲を育ちます。
本サブゼミの活動では、レポート・論文の書き方、学生生活における時間管理、プレゼン等の技法、学問修得に向けた動機付け等の取り組みが含まれています。
この授業では、教育目標3の幅広い関心と知識を習得します。
学生は以下のことを習得することができます。
①自分の考えを言葉、文章、発表などで表現ができます。
②パソコンのオフィスを使って、文章化することができ、パソコンメールの書き方やレポートの書き方について、習得できます。
③他人と一緒に作業ができ、チームワークの大切さに共感することができます。
④「自己責任」ではなく、「自己管理」による自己点検がてきます。
⑤日ごろの新聞、ニュースをチェックする習慣を身につけ、メディアの解説によらず自分なりに調べ、他人と討論ができ、話し合うことができます。
・授業内・外の取り組み&課題完成度(50%)、自己管理(50%)
(注)基本的に無欠席が成績評価の前提とします。「自己管理とは何か」について初回の授業で話します。
・フィードバックの方法
①提出課題に対して、締め切り後、解説を行います。
②必要に応じて個人面談を行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (2020)ふつうにいきるって何?小学生の僕が考えたみんなの幸せ | 井手英策 | |
参考文献 | プリント資料で配布します。 |
予習:1時間半
事前に告知した教科書の内容を読み込み、発表レジュメやPPTを作成します。
復習:2時間
ある課題・問いについて、さらに調べ、それについて自ら深めていきます。定期的なレポート作成に活用できるように心をかけましょう。
・学習する過程を楽しんでください。過程を重視することにより、良い結果が訪れ、達成感を味わうことができ、さらにやりたくなるという好循環になります。
・大人としての礼儀作法を考えてほしいです。
・特に事情がない限り、毎回の出席が求められますが、連絡なしの欠席が認められません。
・人数や進行状況により、授業計画のズレや修正を行う場合があります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス―授業の進め方、自己紹介、他己紹介 自己管理とは何か。 |
第2回 | 大学生になった感想、大学への印象、目標・希望・計画 学生生活における時間管理 |
第3回 | あるニュース番組の鑑賞、話し合い 課題:取り上げたニュース内容の一部をさらに深め、レポートを作成します。 |
第4回 | 皆さんのレポートについて&レポート作成について |
第5回 | 大学内の図書館見学&調べ |
第6回 | レジュメの作成について&Word文書 教科書の第1章(教員の見本)、サブゼミ内の議論 |
第7回 | パワーポイントを用いたプレゼン 教科書の第2章(教員の見本)、サブゼミ内の議論 |
第8回 | 教科書の担当箇所を決め、二人一ペアとし、同じ内容について一人はレジュメ作成、もう一人はPPT作成します。 Word文書、PPT作成についての説明(地域経済学科棟のパソコン教室) |
第9回 | 白ペア発表&サブゼミ内での話し合い 課題:該当箇所についての理解を文章化にしてください。 |
第10回 | 青ペア発表&サブゼミ内での話し合い 課題:該当箇所についての理解を文章化にしてください。 |
第11回 | 緑ペア発表&サブゼミ内での話し合い 課題:該当箇所についての理解を文章化にしてください。 |
第12回 | 黄色ペア発表&サブゼミ内での話し合い 課題:該当箇所についての理解を文章化にしてください。 |
第13回 | 赤ペア発表&サブゼミ内での話し合い 課題:該当箇所についての理解を文章化にしてください。 |
第14回 | 教科書内容のまとめ、ふつうに生きるとは? ディスカッション、ディベート |
第15回 | 学問とは何か 経済学、財政学への招待 |