担当者 | 増田 隆教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2017年度以前] | |
科目ナンバリング | CRL-308 |
国際刑事法について日本語で講述する。国際刑事法(国際刑法)は、「国際法的な刑法」とも「刑法的な国際法」ともいいうる学際的分野であり、さらに、歴史も浅い新しい学問でもある。国際刑事法の射程は、大まかにいって、刑法適用法、国際司法共助、刑事国際法(国際刑事裁判所規程)に三分されるが、本講では後一者及び裁判所の運営を害する罪(国家的法益に対する罪)を扱い、海外刑法の動向についても適宜扱う。
①標準的な考え方(学説)を自分の言葉で説明できるようになること。
②実例を標準的な考え方(学説)の角度から分析できるようになること。
出席は単位取得の前提条件である。成績評価については、筆記試験(若しくはレポート)(60%)及び小テスト(40%)で行う予定である。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『現代国際刑事法』(2018年) | 城祐一郎 | 成文堂 |
教科書 | 『国際刑事裁判所 : 最も重大な国際犯罪を裁く』(2版:2014年) | 村瀬信也ほか | 東信堂 |
参考文献 | 『Introduction to International Criminal Law』(2nd Revised Edition:2012年) | M. Cherif Bassiouni | Martinus Nijhoff |
教科書の該当箇所を精読してもらいたい。
私語厳禁。授業レベルは刑法総論・各論に関する基礎知識を習得した学生に合わせる。それゆえ、刑法総論、刑法各論が既習であることが望ましい(同時履修可)。また、刑事訴訟法及び国際法の授業も履修することをお勧めしたい。なお、レジュメ等は、LMSで各自ダウンロード・印刷してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 国際刑事裁判の概念 |
第3回 | 海外刑法の動向(1) |
第4回 | 国際刑事裁判規程の概略・ローマ規程実体法総論(1) |
第5回 | ローマ規程実体法総論(2) |
第6回 | ローマ規程実体法各論(1) |
第7回 | ローマ規程実体法各論(2) |
第8回 | ローマ規程実体法各論(3) |
第9回 | ローマ規程手続法(1) |
第10回 | ローマ規程手続法(2) |
第11回 | 確認テスト・海外刑法の動向(2) |
第12回 | 裁判所の運営を害する罪(1) |
第13回 | 裁判所の運営を害する罪(2) |
第14回 | ローマ規程の諸問題 |
第15回 | 復習 |