担当者 | 宮本 亘教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | BAM-101 |
現代日本において、平均寿命の著しい延長による急速な高齢化社会の到来は、加齢による疾患の発生頻度を著しく増加させた。骨粗鬆症による骨折、脊柱や関節の変性疾患などは増加の一途をたどっている。また2007年の国民生活基礎調査によると全国の有訴率(病気やけがなどで自覚症状がある者を有訴者といい、人口1000人当たりの有訴者の比率を有訴率という)は327.6であり、「腰痛」「肩こり」「手足の関節が痛む」などの運動器に関連した愁訴が上位を占めている。このような状況において、運動器の基本構造および障害に関する理解を深めることは21世紀の高齢化社会に属する一員としてきわめて重要であると考える。「生活の医学」を通して、人間の運動器に関する知識を深めていただきたい。
ヒトの運動器の基本的構造、代表的な運動器障害について習得できる。
成績評価の方法:出席状況、筆記試験
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特になし | ||
教科書 | |||
参考文献 |
次回講義の資料(power point)を事前に配布するので必ず予習をして講義に臨んでいただきたい。
講義中の私語は厳禁、目に付けばその場で退室を命じる、その場合、当科目の履修継続は認めない、運動器の構造と障害に興味のある学生に履修していただきたい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス:運動器の基本構造と障害について学ぶ意義を解説する。 |
第2回 | 骨の基本構造と役割について習得する。 |
第3回 | 関節の基本構造と役割について習得する。 |
第4回 | 骨格筋の基本構造と役割について習得する。 |
第5回 | 脊髄・末梢神経の基本構造と役割について習得する。 |
第6回 | 上・下肢の主な関節の構造と機能について習得する。 |
第7回 | 骨格(骨、関節、筋肉、皮下組織)の感染症について習得する。 |
第8回 | 自己免疫疾患(特に関節リウマチ)とは何か、について習得する。 |
第9回 | 骨折に関する総論を習得する。 |
第10回 | 上肢の代表的な骨折の特徴と治療法について習得する。 |
第11回 | 下肢の代表的な骨折の特徴と治療法について習得する。 |
第12回 | 脊椎疾患について習得する。 |
第13回 | 変形性関節症(特に最も患者数の多い変形性膝関節症)について習得する。 |
第14回 | 講義のまとめ:生活の医学Iの講義の中でも特に重要なポイントを再度解説するので、その理解を深める。 |
第15回 | まとめと試験 |