担当者 | 中村 江里加教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | FUL-102 |
私たちの生活は、国内社会の中で成り立っているだけでなく、国の外で起こっている出来事に影響を受けています。本講義では、国際社会で活動する人、会社、国、国際組織の例や、国際問題の事例を取り上げ、それらに関係する様々な法があることを学びます。
(1)国内社会及び国際社会において機能している法にはどのようなものがあるかに関する知識を身につけ、その法の仕組みを理解する。
(2)その法が私たちの生活にどのように関わっているのか理解する。(学生の皆さんが自ら疑問を持ち、理解を深める中で分析能力を養うことを期待します。)
(1)期末試験(60%)
(2)授業内に行う2回のリアクションペーパー・課題提出(40%)
期末試験問題は第1回から第14回までの講義内容から出題し、知識・理解の定着を評価します。授業への貢献として、授業の中でアクションペーパー・課題提出を2回求めます。リアクションペーパー・課題提出を通して、皆さんの理解を確認し、疑問点を明らかにします。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 『日本の法(第2版)』 | 緒方佳子、豊島 明子、長谷河亜希子編 | 日本評論社 |
教科書 | |||
参考文献 |
毎回の講義に関する教科書の該当部分を示しますので、それを確認し、自分がどういった点に興味を惹かれるか、どこが難しいと感じるかを意識しながら目を通してください。復習として、分からなかった点や疑問に思った点をノートに箇条書きにしてください。不明点・疑問点については授業後に質問するか、リアクションペーパーに記入してください。
・配布資料、教科書を必ず持ってきてください。 ※配布資料はLMSからダウンロードし、各自で印刷して持参してください(LMS上にある資料は配布しませんのでご了承ください)。
・試験当日は、配布資料、手書きノートのみ持ち込み可とします。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 導入 |
第2回 | 国家と国際社会の歴史的展開:国家間の関係からグローバル社会へ |
第3回 | 国際社会の成り立ち: 個人、会社、国家、国際組織、NGO |
第4回 | 法の種類:国内法、国際法、その他の国際ルール |
第5回 | 国内法と国際法の関係 |
第6回 | 日本の司法制度 |
第7回 | 領域と法:国境管理、法的管轄権、国際領域 |
第8回 | 戦争と法1:現代の紛争、武力紛争法、国際人道法 |
第9回 | 戦争と法2:紛争予防、紛争後の平和構築、法整備支援 |
第10回 | 難民問題と法:難民の定義、難民支援(オンライン授業で行う。) |
第11回 | 移民と法:世界の移民事情、移民政策と人権問題 |
第12回 | 外国人と法 |
第13回 | 国際経済と法:国際金融機関、国際経済機関の歴史的展開 |
第14回 | 環境問題と法:環境損害の種類、予防・解決手段、関係主体 |
第15回 | 期末試験、まとめ |