担当者 | 上田 憲一郎教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択必修 2単位 [国際経済学科] | |
科目ナンバリング | MAN-201 |
(1)授業形態
本授業は演習形式の授業です。教員が一方的に講義をする科目ではありません。
履修生の皆さんとテーマを選定し、履修生が自ら調べ・考え・分析して資料作成・発表と議論という運営方式です。
皆さんの幅広い興味と前向きな参加意識、自律的なリサーチが何より重要です。
(2)対象とする学生
本演習は、経済学部2年生向けの選択必修科目です。
経済学部2年生を演習のコアメンバーとして想定し、1年時に習得した知識をベースとしつつ、
今後の経済学部の演習における専門研究に必要と考えられるような、導入的な内容を主に取り扱う予定です。
(3)授業の目的
企業人として、ビジネスの中で自己実現を成し遂げていくためには、何よりも、まず、自律性、すなわち自ら考え、調べ、実行する力が求められます。
そのうえで、広い教養を基盤とし、ルールを守りつつ、実務経験を積んでいくことが必要です。
また、企業や顧客から評価されるには、コミュニケーション力や伝える力を養成するとともに、専門的な分野を持ち、顧客からの信頼を得ることも求められます。
産業実務演習Ⅰでは、企業や産業に関するテーマを学生の皆さんと一緒に考えて設定し、リサーチ→分析と考察→発表資料作成→発表と議論というフローに沿って
演習を進めていきます。
これらの演習を通して、産業や企業に関する基本的な知識を習得するとともに、自律的に考える力や分析する力、プレゼンテーション力の養成に注力します。
参加者は、テーマに関して複数回(2~3回程度)の発表と議論への参加、発表毎のプレゼン資料提出、及び最終レポート提出が求められます。
なお、設定するテーマに応じて、実務家や専門家の講演も検討します。
(4)注意事項
◆本講義は演習系授業ですので、授業は演習形式で進められます。
このため、受講人数に制限を設けています。20名程度以上が受講登録した場合は、抽選を実施しますので、ご注意ください。
◆本授業は対面を基本としますが、新型コロナ感染症の状況や、受講人数・発表の進捗状況によっては、LMS授業を複数回、実施する場合もあります。
◆新型コロナ感染症の状況や受講生の理解度、発表の進捗次第では、授業内容や項目、授業のやり方が大幅に変更となる場合があります。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員はメガバンク、及び系列の投資顧問会社や運営管理機関において一貫して企業年金業務に携わり、
日本を代表する大企業から中小企業まで多くの企業の人事・労務・福利厚生制度に関与してきました。
授業では、企業における実例や現場での課題などを踏まえて議論を行い、学生の皆さんのリーダーシップ育成や課題解決能力の向上を目指して指導を行っていきたいと考えています。
◎産業実務演習Ⅰは経営学科ディプロマポリシー3「企業経営に要求されるコミュニケーション力、リーダーシップ力、倫理観を有する」と関連しています。
設定されたテーマに関してリサーチを行い、産業や企業に関する基本的な知識を習得するとともに、リサーチ結果を分析・考察し、自分なりの考えをまとめる力をつけます。
また、自分の考えや伝えたい内容を効果的に表現できるレベルのプレゼンテーション力を習得し、かつ、他者のプレゼンテーションに対する意見表明及び議論を冷静に行うことができる
レベルを目標とします。
さらに、産業実務演習におけるリサーチ・分析、資料作成とプレゼン、意見表明と議論を通じ、企業などが置かれている経営環境の特徴への理解、様々な業種や職種の特徴の理解、
企業を取り巻く様々な状況の複雑さへの理解を深めることを目標とします。
発表内容や資料の仕上がり(60%)、授業に臨む姿勢や授業への貢献(議論や意見表明等)(10%)、発表毎の資料提出と最終レポート(30%)を総合的に評価します。
履修者は、複数回(2~3回程度)の発表と議論への参加、発表毎のプレゼン資料提出、及び最終レポートの提出が求められます。
6回以上の欠席者、規定回数の発表を行わない学生、発表毎のプレゼン資料と最終レポートを期限までに提出しない学生には、単位習得は認められません。
なお、受講態度の不芳な学生に対しては退席を命じ、以後の出席を禁止します。退席を命じられた学生には単位認定は出来ません。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | |||
教科書 | 教科書は特に指定しません。 | ||
参考文献 | |||
参考文献 |
新聞記事やニュースなどに接したとき、自分はどう考えるのか、常に、意識することが重要です。
経済や産業、企業のニュースの関心を持って接してください。
テーマに対する探究心をもち、自律的にリサーチ・考察し、積極的に議論に参加することを期待します。
演習では、高い水準の到達目標に向かって、活発な議論を行いたいと思いますので、前向きなスタンスで臨む意欲のある方の参加を歓迎します。
なお、議論を行う際は、発表者に対する敬意を持った発言が求められます。一方的な批判を行うような発言は認められません。
上記の成績評価に関する留意事項を十分、認識の上、履修してください。
◆この授業は、演習形式の授業形態を取りますので、受講者数は20名程度までを想定しています。想定を上回る受講希望者があった場合は、
抽選を行います。
◆初回・2回目授業では重要な連絡事項もありますので、受講希望者は、第1回目・第2回目の授業に必ず、出席してください。
*初回・第2回目の授業に出席しない学生には、受講は認められませんのでご注意ください。
◆重要な連絡をLMS・メールを通じておこなうことがあります。
LMS・メールでの連絡には十分、留意してください。(後から「見ていない」「気が付かなかった」等の申し出があっても対応できません)。
◇出席システムの不正利用については厳正に対処します。
出席システムを不正利用した学生には、単位取得は認められません。
*新型コロナ感染予防のため、学籍番号による座席指定とすることがあります。座席指定は学籍番号の表示により行いますので、予め、ご承知ください。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | イントロダクション (授業の目的や内容、プレゼンテーションで求めるレベルなどについて解説します) |
第2回 | テーマ設定に関する議論(企業・産業・経済・経営に関する幅広い事項の中から選定します) 情報リサーチに関する研修(MELICにて、テーマ研究に必要な情報リサーチの手法を学びます) |
第3回 | 企業・産業に関するテーマ(1)について発表と議論①学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。 討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。 |
第4回 | テーマ(1)に関する発表と議論②学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。 討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。 |
第5回 | テーマ(1)に関する発表と議論③学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。 討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。 |
第6回 | テーマ(1)に関する発表と議論④学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。 討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。 |
第7回 | テーマ(1)に関する発表と議論⑤学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。 討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。 まとめと議論 テーマについて、まとめを行います。 |
第8回 | 企業・産業に関する課題と考察(LMSによる授業と課題に取り組みます。課題は期日までにメールで先生宛に提出の必要があります) |
第9回 | 企業・産業に関するテーマ(2)について発表と議論①学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。 討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。 |
第10回 | テーマ(2)に関する発表と議論②学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。 討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。 |
第11回 | テーマ(2)に関する発表と議論③学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。 討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。 |
第12回 | テーマ(2)に関する発表と議論④学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。 討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。 |
第13回 | テーマ(2)に関する発表と議論⑤学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。 討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。 まとめと議論 テーマについて、まとめを行います。 |
第14回 | 企業・産業に関するテーマ(1)、(2)を通じて、今後の日本経済に必要な産業や求められる企業像について考えます。 |
第15回 | 演習の総まとめをします。 |