担当者 | 三竝 康平教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [観光経営学科] | |
科目ナンバリング | MAN-319 |
一つの新しいアイディアは、一つの新しいビジネスを生み出します。一つの新しいアイディアを生み出し、そしてそれを形にすることが出来れば、AppleがiPhoneで世界中の人々のコミュニケーションのあり方を変えたように、イノベーションの力で日本や世界をより良く変えることができるかもしれません。
しかし、一つの新しいアイディアはそう簡単には生まれません。たとえ、それを生み出すことができたとしても、それを形にすることもまた非常に難しい。そこで、本演習では「産学連携」(大学と企業が技術の実用化などを目指して協力すること)の枠組みを通して、皆さんがこれまで座学で学んできた経済学や経営学に関する知識をベースに、アクティブ・ラーニングの形でアイディアを形にするトレーニングを実施します。
具体的には、皆さんは、私が学外の企業、組織や行政などと共同で実施している、いくつかの産学連携プロジェクトに参加するなどの形で、アイディアを形にするトレーニングを実施します。あわせて、皆さんのアイディアを発表するイベントを学期末に開催します。そこでは、様々な分野で活躍されている学内外の多種多様な専門家の方々に向けて発表し、フィードバックを頂くなど、皆さんが主役となってアイディアを実際に世の中に発信し、実現を目指すこともできます。
本演習を受講したからといって、必ず起業しなければならないことは全くありません。ただし、本演習を通して受講生にベンチャーマインドが醸成されることは、本演習の目的のひとつにしたいと考えています。
皆さんは普段、アルバイトや部活・サークル、資格の勉強など、様々な活動を頑張っていると思いますが、せっかく大学に入られたと思いますので、一年間、大学でじっくりと腰を据えて一つのプロジェクトに取り組んでみませんか?
1. ベンチャー企業の経営等に関する知識をアクティブ・ラーニングの形で実践的に習得する
2. 企業など外部の人々との関わりの中で、就職活動や卒業後の社会生活において求められるコミュニケーション能力や積極性を育成する
3. グループワークやケーススタディを経て様々な形で知識のアウトプットに取り組む中で、プレゼンテーション力を身に付け、それを向上させる
試験は実施しません。講義期間中に実施する数度のプレゼンテーションなどの内容も踏まえながら、本演習への取り組みで100%評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 教科書の指定はありません。 | ||
参考文献 |
本演習に参加するうえで、予習や復習などは一切必要ありません。ただし、「履修上の注意事項」に記載されているような形で授業時間外の活動が必要になる場合は、積極的に参加するようにしてください。
本演習は、学科を問わず誰でも参加することが出来ます。授業を受けるための前提知識などは一切必要ありませんし、起業に興味が無くても全く問題ありません。
本演習では、学内外の機関、企業や団体、個人との共同プロジェクトに参加しますので、授業時間外に企業や団体との打ち合わせが入る場合があります。
プロジェクト上必要であれば、視察旅行や合宿なども実施します。
プロジェクト上必要であれば、ゲストスピーカー(外部講師)を招聘します。
本演習では、学内外の研究交流会や研究発表会に積極的に参加する予定です。
各回の授業内容は基本的に下記の通りですが、皆さんの希望や理解度等により、内容や進度、スケジュールは適宜変更します。詳細はガイダンスの際に説明します。
受講希望者が多い場合は、何らかの形で選考を実施する可能性があります(詳細は第1回目に説明します)。
なお、状況によってオンライン形式で授業を実施する場合は、その形式や進め方については、受講生のみなさんの希望や進度に応じて適宜調整する場合があります。その場合は、ご希望などをアンケートなどで色々と伺いますね。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | プロジェクトの内容共有① |
第3回 | プロジェクトの内容共有② |
第4回 | プロジェクトの内容共有③ |
第5回 | グループワーク① |
第6回 | グループワーク② |
第7回 | グループワーク③ |
第8回 | 中間とりまとめ① |
第9回 | 中間とりまとめ② |
第10回 | グループワーク④ |
第11回 | グループワーク⑤ |
第12回 | グループワーク⑥ |
第13回 | プロジェクト成果の取りまとめ① |
第14回 | プロジェクト成果の取りまとめ② |
第15回 | プロジェクト成果発表会(ビジネスアイディア・コンテスト) |