アスレティックトレーナーの活動であるスポーツコンディショニングやアスレティックリハビリテーション、トレーニング指導などを実際のスポーツ現場で行えるよう実習を行う。
特にこの授業では、実習現場で、チームスタッフ・トレーナー間、選手とのコミュニケーションが適切に取れているか、実習中リーダーシップを発揮し、学生トレーナーとしての役割を担えているか、ATの役割を理解し、それに準じた知識や技術をみにつけているかを中心に評価し、各論では主にスポーツコンディショニング、検査・測定と評価の実習を行う。
※2年次のスポーツ現場実習Ⅰを修得していることを単位認定の条件とする。
・担当教員に対して、報告、連絡、相談が適切にできる(自分の意見も踏まえたうえで)
・解剖学の知識を習得し、現場で生かせる
・現場において、適切にリーダーシップが発揮できる
・トレーナー活動をするにあたり、適切な準備が行えている
・適切に検査・測定を行うことができる
・適切に評価を行うことができる
・アスレティックトレーナーの役割を十分に理解し、それを全うできるよう準備ができる
・スポーツ外傷の知識を取得し、予防につなげることができる
実習への参加意欲・活動(40%) レポート(40%) 報告会発表(20%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト①アスレティックトレーナーの役割』 | 日本スポーツ協会 | |
教科書 | 『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト②運動器の解剖と機能』 | 日本スポーツ協会 | |
教科書 | 『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト③スポーツ外傷・障害の基礎知識』 | 日本スポーツ協会 | |
教科書 | 『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト④健康管理とスポーツ医学』 | 日本スポーツ協会 | |
教科書 | 『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑤検査・測定と評価』 | 日本スポーツ協会 | |
教科書 | 『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥予防とコンディショニング』 | 日本スポーツ協会 | |
教科書 | 『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑦アスレティックリハビリテーション』 | 日本スポーツ協会 | |
教科書 | 『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑧救急処置』 | 日本スポーツ協会 | |
教科書 | 『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑨スポーツと栄養』 | 日本スポーツ協会 | |
参考文献 |
教科書・参考書を用いてトレーナーに必要な知識や技術、資質などについて事前学習しておくこと。スポーツ現場に入る前に、現場実習のルールやマナー、心構えなどについて再確認しておくこと。
スポーツ現場に入る前に参考書を用いてトレーナーに必要な知識や技術、資質などについて学習し、実習に意欲的に取り組むこと。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンスほか |
第2回 | 筋力トレーニングについて |
第3回 | スタビリティトレーニングについて アジリティトレーニングについて |
第4回 | サーキットトレーニングについて |
第5回 | 傷害予防のコンディショニングについて ストレッチング・テーピング |
第6回 | 疲労回復を目的としたコンディショニングについて |
第7回 | ウォーミングアップ・クーリングダウン並びにフィットネスチェックについて |
第8回 | 現場での検査・測定と評価の実際 姿勢・アライメントの観察、計測 |
第9回 | 関節弛緩性検査 関節可動域検査 |
第10回 | 徒手筋力検査 機器を用いた筋力および筋持久力検査 |
第11回 | 全身持久力の検査 敏捷性および協調性の検査・測定 身体組成計測 |
第12回 | 体力測定 |
第13回 | 歩行動作・走動作、ストップ・方向転換動作 |
第14回 | 跳動作・投動作、あたり動作 競技特性にあった検査・測定と評価 |
第15回 | 発表と総評 |