担当者 | 湯川 志保教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
本演習では、皆さんにとって身近な(あるいは将来身近になるであろう)、「仕事」や「生活」、「教育」に関わる問題について経済学的な観点から考えてみることを目標とします。普段の経済学の講義では、商品の取引や流通、貿易や景気の問題などに焦点が当てられますが、「人々の収入はどのように決まるのか?」、「どのような人々が日々の暮らしに満足を感じているのか?」「どういった人が結婚できるのか?」といったような問題も経済学を応用することで考えることができます。
このような問題を考えるための準備として、ゼミではまずデータの分析の方法について学びます。このような知識は、本演習のテーマを考えるためだけでなく、社会に出た後も役に立つ知識だと思いますので、パソコンの講習や演習を通じて時間をかけて学びます。並行して、全員で演習のテーマに関連する文献を読み、グループによる内容の発表後、参加者全員で議論します。演習の過程で興味のあるテーマが見つかれば、柔軟に対応したいと考えています。
(1)学生がExcel やRなどのソフトを使って、データを分析する手法を習得する。
(2)学生がパワーポイントなどを用いて、自分の調べた内容を他の受講者にもわかりやすく報告することができるようになる。
ゼミへの参加と発表、グループワークなどで総合的に評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 初回のゼミで、受講者に興味のあるテーマやデータ分析のスキルを聞いた上で決定します。 | ||
参考文献 |
(1) 演習で学んだデータ分析の手法の復習を行うことが望ましい。
(2) 研究テーマに関連する文献を読んで、まとめておくことが望ましい。
(3) 研究報告の練習や報告資料の見直しを行うことが望ましい。
自分の考えや調べた事柄を他人に分かり易く伝えることは、就職活動をする上でも、社会人として働いていく中でも重要な能力です。演習形式の授業はそのための練習をする絶好の機会なので、しっかりと事前に準備して受講することを望みます。
ゼミ生の状況や初回授業でのアンケートをみて、授業内容を調整する場合もあります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス(授業内容と計画、評価方法)と研究テーマの模索 |
第2回 | 研究テーマの模索と決定 |
第3回 | データ処理の基礎①(関数) |
第4回 | データ処理の基礎②(関数) 文献報告 |
第5回 | グラフ(ヒストグラム 散布図など) |
第6回 | 統計分析①(記述統計 平均値の差の検定) 文献報告 |
第7回 | 統計分析②(回帰分析) |
第8回 | アンケート調査の方法 研究中間報告 |
第9回 | アンケート票の作成 |
第10回 | アンケート票の作成 |
第11回 | データ分析とプレゼン資料の作成 |
第12回 | データ分析とプレゼン資料の作成 文献報告 |
第13回 | データ分析とプレゼン資料の作成 |
第14回 | データ分析とプレゼン資料の作成 |
第15回 | 研究報告 |