担当者 | 野口 剛教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [初等教育学科 初等教育コース] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
この授業は、4年次における卒業研究を行うための前提となるものです。そのために、ここでは学術論文を正確に読み取り、それを資料を作って説明し、相互に議論していくことを行っていきます。それによって、それぞれの問題意識の深化を図るとともに、議論の仕方や論文を書いていく際の技法、関連する文献の収集方法をを学んでいくことを目的としています。
① テキストを正確に読みとき、それを他の人に的確に伝えていく技能を身につける。
② 学術的なテーマについて討論できるようにする。
③ 各自が卒業研究において取り上げるべきテーマについて、関連する論文を集めることができる。
授業に3分の2以上出席することが大前提です。その上で、おおよそ各自の発表状況35%、議論への積極的な参加
35%、レポート30%の割合で総合的に評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 文部科学省 | 青木栄一 | 中央公論新社 |
参考文献 | テキスト以外の学術論文については、授業時に指示する。 |
毎回、担当者を決め、テキストの講読を行っていきます。発表者は参加者分の資料を作成して、発表時に全員分を配布します。発表者に当たっている以外の人は、テキストで指定された部分を読み、疑問点を書き出して討論に備えます。
この授業を契機としてなるべく多くの書籍や資料を読むことが要求されます。そして、そこで得られた知見をもとにして、自分のテーマを絞り込み、それに関連する資料や文献を収集していきます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 教育学演習の方針、テキストについての説明、発表する当番と範囲の決定、卒業研究についての説明 |
第2回 | 「第5章2 大学改革」を講読して、討論する。 |
第3回 | 「第5章3 先細る日本の学術・科学技術人材」を講読して、討論する。 |
第4回 | 「終章 日本の教育・学術・科学技術のゆくえ」+「あとがき」を講読して、討論する。 |
第5回 | 論文1の前半を講読して、討論する。 |
第6回 | 論文1の後半を講読して、討論する。 |
第7回 | 論文2の前半を講読して、討論する。 |
第8回 | 論文2の後半を講読して、討論する。 |
第9回 | 論文3の前半を講読して、討論する。 |
第10回 | 論文3の後半を講読して、討論する。 |
第11回 | 論文4の前半を講読して、討論する。 |
第12回 | 論文4の後半を講読して、討論する。 |
第13回 | 論文5の前半を講読して、討論する。 |
第14回 | 論文5の後半を講読して、討論する。 |
第15回 | 研究の独創性とは何か(オンライン授業) |