担当者 | 居郷 至伸教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 必修 2単位 [初等教育学科 初等教育コース] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
本演習では、教育を取り巻く問題について、仕事や家族、さらには福祉領域との関連性を視野に入れながら具体的な事象を取り上げつつ検討していく。検討に際しては、演習履修者の関心にも配慮してテーマを設け、関連する文献や事象に関連する定量的・定性的データを紹介しながら論点を共有していく。そして、教育をめぐって探求すべき問いとは何か、どのようなアプローチを通じて調査・分析をすることで解明できるのか、受講生の報告と相互の議論を通じて理解を深めていくことを目的とする。
・各自の関心に基づくテーマ・領域に関する文献レビューを通して理解を深め、探求すべき問いとは何かを明らかにする。
・他の受講生が取り上げるテーマ・領域に関心を寄せ、議論を通じて認識を深め、何が課題となるのかを発見、共有する。
・演習における発言や参加度(30%)
・担当する文献内容に関する発表(50%)
・課題への取り組み(20%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 指定しない。 | ||
参考文献 | 『格差・秩序不安と教育』 | 広田照幸(2009) | 世織書房 |
参考文献 | 『若者はなぜ「就職」できなくなったのか?』 | 児美川孝一郎(2011) | 日本図書センター |
参考文献 | 『「働くこと」を問い直す』 | 山崎憲(2014) | 岩波新書 |
参考文献 | ※その他、演習で配布するリストにて紹介する。 |
各自が関心を抱いた内容に関連する文献の要約、発表用レジュメの作成を行う。また、演習で扱う文献については、検討対象の文章を予め読んだ上で演習に臨むこと。
演習にきちんと出席することはもちろん、発表し、積極的に議論に参加すること。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 検討対象文献の選定および発表の仕方について |
第3回 | 教育と社会を取り巻く変化――課題の所在の探求 |
第4回 | 学校を取り巻く課題と論点 |
第5回 | 現代社会の変容と教育をとりまく現状と課題 |
第6回 | 受講生の発表および文献内容の検討(1) |
第7回 | 受講生の発表および文献内容の検討(2) |
第8回 | 受講生の発表および文献内容の検討(3) |
第9回 | 演習の中間まとめ(オンライン授業) |
第10回 | 受講生の発表および文献内容の検討(4) |
第11回 | 受講生の発表および文献内容の検討(5) |
第12回 | 受講生の発表および文献内容の検討(6) |
第13回 | 受講生の発表および文献内容の検討(7) |
第14回 | 受講生の発表および文献内容の検討(8) |
第15回 | 演習Ⅰのまとめ |