担当者 | 杉山 正宏教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 初等教育コース] | |
科目ナンバリング | ESS-201 |
教育課程の意味、構造、内容の構成、及びその編成のあり方はについて基本的なことについて検討し、教育課程の構成原理、教科・領域等の構成、教育課程・指導計画の作成、教育課程の開発・評価のあり方について具体的に論ずる。さらに、平成期の教育課程行政の展開を整理し、学習指導要領(平成29年改訂)及び現行学習指導要領(平成29年改訂)について、それらを対比しながら現行学習指導要領が実現を目指す教育の特色を明らかにする。
小中学校の教育を進める上で必要な教育課程にかかわる基礎的な素養を身につける。具体的には以下の通り。
①教育課程について、その意味、内容、構成原理などについて理解すること。
②平成20年改訂小中学校学習指導要領と平成29年改訂の小中学校学習指導要領を対比し、後者の特色を理解すること。
③平成29年改訂の小中学校学習指導要領が実現を目指す教育について理解すること。
授業中における「振り返り(感想)」、レポート(数回)と試験により総合的に評価する。おおむね、「振り返り(感想)」20%、レポート30%、試験50%で評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『平成29年改訂小・中学校学習指導要領及びその解説の総則編』(2017) | 文部科学省 | |
参考文献 | 『平成20年改訂小・中学校学習指導要領』(2008) | 文部科学省 | |
参考文献 | 中央教育審議会答申「令和の日本型教育の構築」(2021.1.26) |
中央教育審議会答申(2017.12.21及び2021.1.26)を文部科学省ホームページよりダウンロードし、読んでおくこと。また、小中学校の学習指導要領(2017年改訂)を読んでおくこと。
数回のレポートの提出については、レポート・テーマについて配布資料、講義、及び参考文献等を参照してまとめることになる。原則として、個人またはグループのレポート発表を参考にして改善レポートを提出することを義務づける。提出期限を厳守すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション、教育における教育課程の意味と必要性 |
第2回 | 教育課程の基準としての学習指導要領と関連する教育法制 |
第3回 | 平成20年改訂と平成29年改訂の学習指導要領:これからの教育課程編成の課題 |
第4回 | 新学習指導要領が目指す教育1 ・・・「社会に開かれた教育課程」と「カリキュラム・マネジメント」 |
第5回 | 新学習指導要領が目指す教育2 ・・・「学力観」を巡って |
第6回 | 新学習指導要領が目指す教育3 ・・・「主体的・対話的で深い学び」を巡って |
第7回 | 資質・能力の育成から見ての課題とその改善 |
第8回 | 主体的・対話的で深い学びの実現から見ての課題とその改善 |
第9回 | カリキュラム・マネジメントの充実から見ての課題とその改善 |
第10回 | 資質・能力の育成から見ての課題とその改善・・・レポート発表と協議 |
第11回 | 主体的・対話的で深い学びの実現から見ての課題とその改善・・・レポート発表と協議 |
第12回 | カリキュラム・マネジメントの充実から見ての課題とその改善・・・レポート発表と協議 |
第13回 | 学習・指導と学習評価 |
第14回 | プロブラミング教育への対応 |
第15回 | まとめ(LMS対応を予定) |