担当者 | 軽部 謙介教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 必修 2単位 [国際経済学科] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
皆さんが日常的に目にするニュース、特に経済ニュースをどのようにして読みこなしていけばいいのか。プロのジャーナリスト出身者としてニュースを突破口に日本の経済政策・経済現象を考えていくとともに、経済を報道する意味なども探っていきます。
例えば「TPP」関連の報道を読んだとき、その背景には日本の通商政策の変遷から現在の政治構造まで様々な要素が控えています。あるいはこの10年間の為替変動のニュースは、世界情勢だけでなく時の政権の経済政策―例えば安倍政権時代の「アベノミクス」―の内容を把握しているかどうかで理解度合いが異なります。一つのニュースを突破口にして、そのテーマを深めていけば、様々な経済政策、経済現象が身近なものとして理解できていくでしょう。
このゼミでは概括的な説明を数回した後、後期は世界経済を軸に、各自が選んだテーマを中心にしてニュースの深読みを行い、班ごとのグループワークを経てプレゼンテーションと討議を繰り返していきます。
一つのニュースを突破口にして様々な経済政策、経済現象を身近なものとして理解する。新聞に掲載される経済ニュースを読み解けるようにする。
授業への取組姿勢、出席回数、プレゼン内容、発表者への質問などを重視します
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | |||
参考文献 | 「通貨烈烈」 | 船橋洋一 | 朝日文庫 |
参考文献 | 「通商戦士」 | スティーブ・ドライデン | 共同通信社 |
参考文献 | 「大統領執務室」 | ボブ・ウッドワード | 文藝春秋社 |
参考文献 | 「日米コメ交渉」 | 軽部謙介 | 中公新書 |
参考文献 | 「ドキュメント機密公電」 | 軽部謙介 | 岩波書店 |
自分の発表の時は周到な準備を行う。
経済のみならず、政治や国際情勢などにも興味を持ってください。また、発表者への質問なども重視します。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | この授業の対象範囲や授業の進め方について説明します。 |
第2回 | 世界経済を報じるとはどういうことなのか。 |
第3回 | 戦後の世界経済とメディア(1) |
第4回 | 戦後の世界経済とメディア(2) |
第5回 | 経済・金融ジャーナリズムの国際比較 |
第6回 | これまでのまとめと今後の展望を示します。なお、この回はLMSを使ったオンデマンド型のオンライン授業になりますのでご注意ください。 |
第7回 | 授業参加者によるプレゼン1 |
第8回 | 授業参加者によるプレゼン2 |
第9回 | 授業参加者によるプレゼン3 |
第10回 | 授業参加者によるプレゼン4 |
第11回 | 授業参加者によるプレゼン5 |
第12回 | 授業参加者によるプレゼン6 |
第13回 | 授業参加者によるプレゼン7 |
第14回 | 授業参加者によるプレゼン8 |
第15回 | まとめ |