担当者 | 鈴木 拓教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [国際経済学科] | |
科目ナンバリング | ECT-104 |
本講義は前期で学んだ高校レベルの経済学と、大学レベルのマクロ経済の橋渡しとなる導入レベルのマクロ経済学を講義します。復習も兼ねて、前期の授業と多少同じ範囲を講義しますが、少しばかり専門的な内容にも踏み込みますので前期と全く同じではありませんから注意して下さい。
前期と同様,板書は多いので学生諸君には少々厳しく感じられるかもしれません。本講座の受講に当たっては、集中力が大切です。また、「なぜそうなるのか」「なぜそう考えるのか」といった「なぜ」を追求する姿勢も重要です。本講義の受講を通じ、日常の経済現象に目を向ける時に、「なぜ」を考える習慣を身に着けて下さい。
1.経済関連のニュースや新聞記事の基本的な内容について人に説明できる程度の基礎知識を習得する。
2.基礎レベルの経済理論に基づき、様々な経済現象の背後にあるメカニズム(なぜそういう現象が起こるのか?)を読み解くことが出来るようにする。
授業期間中に行うテスト(100%)授業で学習した知識や事象の理解度を確認する正誤問題、計算問題などが中心で、得点などのフィードバックは、希望者に対してLMSを通じて行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『スティグリッツ入門経済学』[第4版] | ジョセフ・E・スティグリッツ/カール・E・ウォルシュ | 東洋経済新報社 |
参考文献 |
前期の復習をするとともに、教科書を事前に読んで疑問点を箇条書きにしておくことを推奨します。また授業終了後翌週までに、下記の通り授業中の板書などを基に自分自身の力でノートを編集して下さい。
入門マクロ経済学Ⅰの単位取得は前提としませんが、それと同等の基礎知識がなければかなり厳しく感じることになると思います。なお、授業の妨げにならないよう、授業中は静粛にしてください。このルールが守れない場合には、その場で本講義の不合格を言い渡すこともあります。
また、板書はあくまでも皆さんのノート作成の取っ掛かりにすぎません。大学での勉強は、授業が終わってから授業中に書き留めたことや調べたことを基に自分でノートをまとめるのが本番です。知っている情報は省く等して板書の内容を取捨選択し、更にわからなかったところは自分で調べて付け足すなどの工夫を心がけてください。(板書が多いのは手を動かして学習効果を上げるという目的の他、受講生の皆さんの聞き漏らしを防ぐためと、ノートのまとめ方がわからない人でも板書を丸写しするだけである程度ノートが完成するよう配慮しているためでもあります。)
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業案内・イントロダクション |
第2回 | 現代の経済学 |
第3回 | 主要なマクロ経済指標 |
第4回 | 基本的マクロ経済モデル |
第5回 | 経済成長と生産性 |
第6回 | 全要素生産性と経済成長の実際 |
第7回 | 不完全雇用のマクロ経済・総需要の決定要因 |
第8回 | 消費と投資・政府支出と貿易 |
第9回 | 所得・支出分析と総需要曲線 |
第10回 | インフレ総需要・総供給曲線 |
第11回 | 短期のインフレ調整とインフレ総需要・総供給分析 |
第12回 | 政府の介入 |
第13回 | 政府の失敗 |
第14回 | グローバル危機(オンライン) |
第15回 | 総括及び期末試験 |