担当者 | 渡邊 啓貴教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | ARS-104 |
今日のヨーロッパ情勢を様々な角度から分析し、その現状の全体像を理解する。そのことは日本外交を考えるうえでも大変示唆に富む知見を与えるはずである。現代のトピックを取り扱うので、学生の側からの質問を期待するとともに。討議ができる授業にしたい。
欧州情勢を国家・社会・国民という視角から考え、欧州国際関係の今日的構造について理解できるようにする。
試験(60%)・貢献(40%)で評価する
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | ヨーロッパ国際関係史 | 渡邊啓貴 | 有斐閣 |
教科書 | アメリカとヨーロッパ | 渡邊啓貴 | 中央公論新書 |
教科書 | 近刊 新版国際政治の基礎知識 | 渡邊啓貴 | 芦書房 |
参考文献 |
ヨーロッパ統合の歴史、政治に関する文献を授業の中で指示するので読んでおくこと。
また授業で扱ったトピックの背景となる歴史や関連分野についても自分で学習することが望ましい。
積極的な発言を期待する。受け身の授業ではないことを望む。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ヨーロッパとは何か |
第2回 | 欧州統合とは何か----国境を越えたリストラとデモクラシー |
第3回 | 西欧先進社会の後退/ポスト産業社会 |
第4回 | コロナ禍と各国の対応 |
第5回 | BREXITと欧州統合 |
第6回 | イギリス政治ーー議会政治と政党 |
第7回 | フランス政治の歴史と制度 |
第8回 | 第五共和制とフランス政治の現状 |
第9回 | ドイツ政治の特徴と現実 |
第10回 | 独仏連帯と欧州統合 |
第11回 | イタリア政治の特徴と現状 |
第12回 | 欧州の移民・難民問題 |
第13回 | テロと移民 |
第14回 | ポピュリズムの台頭 |
第15回 | まとめと期末試験 |