担当者 | 朴井 晃教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [法律学科 2017年度以前] | |
科目ナンバリング | SEM-402 |
「ものの豊かさから心の豊かさを求める時代」として、1980年代ごろから「地方の時代」「行政の文化化」などのキーワードが広がりつつある中、地方自治体を取り巻く環境は、「中央集権から地方分権へ」「画一から多様へ」変わっていきました。
そして、現在は「少子高齢化」「人口減少社会」など、わが国の社会が大きく変容しつつある時代背景などもあり、「新しい公共」「地域主権」などのキーワードが注目され、豊かな地域社会の実現に向け、地方自治体が果たす役割はますます重要になっています。
この演習は、地方自治体に焦点を絞って進めていきます。演習Ⅰでの学びを踏まえ、地方自治体の取り組みやその情報発信などから、地方自治体の抱える課題などについて把握した上で、その解決の糸口を構想する力とそのことをまとめる力を身に付けることをめざします。
①地方自治体における個別分野(自治事務)での取り組みについて触れることで、その分野での制度や取り組みにおける狙いを理解しています。
②地方自治体の取り組みや課題などを把握し、その解決に向けた、当該自治体または他の自治体で進められている取り組みについての情報収集の進め方を理解しています。
③課題解決に向けた取り組みを構想した上で、口頭で発表することができます。
演習での口頭による発表(50%)に、演習での発言等の参加状況などの平常点(50%)を加味して判定します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 教科書は用いない。 | ||
参考文献 | 『まちを元気にする! 自治体政策のつくり方』 | 浦野秀一著 | (2013年)学陽書房 |
①報告者だけでなく、他の参加者も報告内容について事前に勉強して、問題意識を持って演習に参加してください。
②自治体のホームページを見ると、この演習に必要な多くの情報に触れることができますので、出来るだけ見る習慣をつけてください。
演習では、話題提供(個別分野の事例報告、各報告者からの発表)などを踏まえて、参加者全員で討議・検討することを予定していますので、参加者の授業に対する積極的な貢献を期待しています。なお、事例報告は担当教員が地方自治体職員として実際に取り組んできた分野(地域医療政策・公立病院運営など)を取り上げる予定ですが、進め方は受講者の希望を聞きながら進めます。(調整が付けば、ゲストスピーカーとして自治体職員等の招聘も検討します。)また、各報告者の発表は、現在住んでいる自治体でも、関心を寄せている自治体でもかまわないものとします。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 「演習Ⅱ」の講義の概要などを学ぶ |
第2回 | 発表に向けての準備・進め方などについて調整する |
第3回 | 事例の共有から個別分野の取り組みを学ぶ① |
第4回 | 事例の共有から個別分野の取り組みを学ぶ②(オンライン授業) |
第5回 | 「地方自治体の課題解決に向けた取り組み」などについて担当者が発表をするとともに、当該発表を踏まえて全員で討議・検討する① |
第6回 | 「地方自治体の課題解決に向けた取り組み」などについて担当者が発表をするとともに、当該発表を踏まえて全員で討議・検討する② |
第7回 | 「地方自治体の課題解決に向けた取り組み」などについて担当者が発表をするとともに、当該発表を踏まえて全員で討議・検討する③ |
第8回 | 「地方自治体の課題解決に向けた取り組み」などについて担当者が発表をするとともに、当該発表を踏まえて全員で討議・検討する④ |
第9回 | 「地方自治体の課題解決に向けた取り組み」などについて担当者が発表をするとともに、当該発表を踏まえて全員で討議・検討する⑤ |
第10回 | 「地方自治体の課題解決に向けた取り組み」などについて担当者が発表をするとともに、当該発表を踏まえて全員で討議・検討する⑥ |
第11回 | 「地方自治体の課題解決に向けた取り組み」などについて担当者が発表をするとともに、当該発表を踏まえて全員で討議・検討する⑦ |
第12回 | 「地方自治体の課題解決に向けた取り組み」などについて担当者が発表をするとともに、当該発表を踏まえて全員で討議・検討する⑧ |
第13回 | 「地方自治体の課題解決に向けた取り組み」などについて担当者が発表をするとともに、当該発表を踏まえて全員で討議・検討する⑨ |
第14回 | 「地方自治体の課題解決に向けた取り組み」などについて担当者が発表をするとともに、当該発表を踏まえて全員で討議・検討する⑩ |
第15回 | 「演習Ⅱ」のまとめ、質疑、意見交換などを行う |