担当者 | 朴井 晃教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | POL-304 |
立法、行政、司法の3つの機能を学生の皆さんは、身近に感じているでしょうか。これらの機能は、人々の生活に密接に関わることを司る大切な役割を担っていますので、この講義を通じて、その1つである「行政」について、深く考えるきっかけとしてください。
行政学は行政を研究対象とする社会科学で、行政学の講義では、国・地方行政の統治構造や統制、官僚制やそれを支える公務員制度やその組織などを対象としています。行政学Ⅱでは、国・地方の行政機構やそれを支える公務員制度などについて学びます。また、任用後の公務員についてや財政制度、国・地方の関係や都市制度についてもふれていく予定です。
①国・地方の組織について基礎的な知識を理解しています
②公務員制度や任用後について基礎的な知識を理解しています
③国・地方の財政制度や行政改革について基礎的な知識を理解しています
④国・地方の関係や都市制度について基礎的な知識を理解しています
⑤授業で学んだ内容を、自学の内容にふれつつ、端的に文章でまとめることができます
学期末試験(55%)と授業への参加状況などの平常点(45%)とで判定します
※平常点は主に次の3点から評価します
ⅰ 毎回授業中に提出を求める予定のリアクションペーパーの記載内容
ⅱ 学期末以外にレポート等の課題を実施する場合はその内容
ⅲ 授業への参加状況(ただし、授業への出席は当然として、出席しただけでは平常点として評価しません)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 『行政学〔新版〕』 | 真渕 勝著 | (2020年)有斐閣 |
参考文献 |
①教科書にそって講義を進めますので、各回の授業内容に関する教科書の該当部分を事前に読んでおいてください。
②住んでいる自治体が発行する広報誌や行政に関する新聞記事を出来るだけ読む習慣をつけてください。
①授業は基本的な流れとして、「前回振り返り」「リアクションペーパーからの共有」「今回の学び」という流れで進める予定です。講義の内容を教科書などで確認し、復習してください。
②授業において、毎回リアクションペーパーを提出してもらうことを予定しています。記載内容は授業の中で説明します。(平常点を評価することに活用します。特に1回目、2回目の授業で詳しく説明しますので、その指示内容を守って取り組んでください。)
③レポート等の課題を実施する場合は授業の中で説明します。
④授業の進行状況や受講者の興味などから、各回の授業内容や授業の流れなどを変更する場合があります。
⑤授業には積極的に参加してください。また、各回の授業テーマに関連することで、興味がある内容があれば事前事後を問わず質問してください。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 「行政学Ⅱ」の講義の概要などを学ぶ |
第2回 | 内閣・中央省庁・その他特殊法人などについて学ぶ① |
第3回 | 内閣・中央省庁・その他特殊法人などについて学ぶ② |
第4回 | 国家公務員の採用・昇任・退職(再就職)などについて学ぶ① |
第5回 | 国家公務員の採用・昇任・退職(再就職)などについて学ぶ② |
第6回 | 地方自治体の執行機関、議会などの制度について学ぶ |
第7回 | 地方公務員の採用・昇任、第一線公務員などについて学ぶ |
第8回 | 第7回までのまとめ(オンライン授業) |
第9回 | 日本の地方自治制度と中央地方関係(事務・権限を含む)などについて学ぶ |
第10回 | 国の予算編成・決算、特別会計などの財政制度などについて学ぶ① |
第11回 | 国の予算編成・決算、特別会計などの財政制度などについて学ぶ② |
第12回 | 地方財政の制度・課題などについて学ぶ |
第13回 | 大都市行政・広域行政などの制度について学ぶ |
第14回 | 行政改革と行政管理などについて学ぶ |
第15回 | 講義のまとめなどを行う |