Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
日本史籍講読1C- II 相澤 央
選択必修  2単位
【史】 14-1-1340-3757-08

1. 授業の内容(Course Description)

 養老令の官撰の注釈書『令義解』をテキストとして授業します。受講者は、割り振られた担当箇所について、史料の読み下し・現代語訳・用語解説などをレジュメとしてまとめて発表し、それを基として、史料の読み方、用語解説、内容理解の仕方などについて論じます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ①史料の基本的な読み方を学ぶ。
 ②史料の基本的な内容を読み取ることができるようにする。
 ③史料を読む中で古代史に関わる自分なりの興味・関心を持てるようにする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 担当箇所のレジュメと発表(50%)と、期間中に2回行う小テスト(50%)で評価します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:『新訂増補国史大系 令義解』(吉川弘文館)

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 自分の担当箇所はもちろんですが、担当箇所以外についても、必ず予習をして、問題意識をもって積極的に授業に臨んでください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 史料を読むにあたって、分からない文字・用語について、各種の辞書・辞典類でこまめに調べる癖をつけてください。なお、7の授業計画は、進行状況等により変更することがあります。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 授業の内容、進め方などについてのガイダンス
【第2回】
 古代史の各種資料について。『令義解』について
【第3回】~【第8回】
 『令義解』を読む
【第9回】
 前半のまとめの小テスト
【第10回】~【第14回】
 『令義解』を読む
【第15回】
 後半のまとめの小テスト